教育は国民への投資である

6月 2nd, 2009 Categories: 1.政治・経済

今週のサンプロ記事について、ひろ”ゆ”きさんからこのようなコメントを頂きました。ご意見はもっともだと思います。子供達への教育は国の責任であると同時に、次世代の政治・経済・文化を担う国民に対する投資でもありますから、せめて幼稚園から高校までの公的学校の教育費を無料にして、大学や大学院もより多くの税金で支援して、学費の低減や質的な向上などを行うべきかと思います。

その一方で、社会には多様な生き方を許容する柔軟性があって然るべきであり、全ての高卒生が大学進学する必要はありません。高卒全員を大学進学させる事は、むしろ大学へ行く能動的な目的が失われ、大学生の質が低下する恐れさえあると思います。今の日本をみれば、大学進学率が上がった結果、目的もなくただ漫然と大学へ進学し、卒業したらフリーターになる労働者が増えています。大学へ行かないとできない目標がある人だけが、大学へ行く事ができれば良いのだと思います。

また、経済、経営、会計などの分野で大学院やMBAの進学率を高めて、企業における高級管理職候補としての道をもっと広げるべきではないかと思います。多くの企業で、財務帳票が読めない管理職が多すぎるように思います。

大卒、院卒がサラリーマン社会の管理職や経営者となる一方で、高卒や専門学校卒で社会へ出る人たちが生きがいを見つけられるように、いろいろな生き方ができる社会の形成も必要です。学歴によらず、経済的に成功する為の王道の一つが起業して社長になる事です。池田氏のアゴラでは、起業塾という面白い試みが始まりました。これがきっかけとなって、日本で個人が起業する環境が改善され、起業する人が多くなる事を願っています。

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2 Responses to “教育は国民への投資である”

  1. ひろ”ゆ”き
    6月 2nd, 2009 at 20:46
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    先日、村上憲郎(グーグル・ジャパン名誉会長)の講演を聞く機会があり、その中で多くの方(子供たち・起業を目指す人たち)にお役に立つことがあると思いましたので紹介します。

    村上氏はご自分の数々のキャリアを振り返って、「転職ではない。転”社”を重ねてきたのだ」と仰っていました。

    この言葉は私を揺り動かしました。
    何故なら、前日の金曜日に新たな”就”社先の内定を得ていたからです。

    そのあと個人的にお話しする機会があり、その中で”エンプロイアビリティ”という言葉を話されました。
    私は転社先に”ワクワク”することを感じ、それが動機で転職する、と話すと、「転職先でも常にエンプロイアビリティを研ぎ澄ませるべきである」と言われました。

    エンプロイアビリティを研ぎ澄ませる…それは常に個人としても”(構造)改革ーイノベーション”を成し遂げ続けなければならない、と私は理解しました。

    私が低所得者層の師弟が”特に”教育の機会を得るために社会はフォローすべきだ、と書いたのは、彼らにエンプロイアビリティを是非とも身に着けてもらいたいからです。

  2. bobby
    6月 3rd, 2009 at 00:01
    2

    ひろ”ゆ”きさん、コメント有難うございます。新しい記事にこれのレスを書かせて頂きました。

    http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=963

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