中国工商銀行が預金量世界一

5月 4th, 2009 Categories: 1.政治・経済

池田氏はグリーン革命という記事で、次に起こるバブルは「環境」ではないかと予想しました。なるほど、CO2の排出権という「あれ」でしょうか。ところでバブルが生まれるには、過剰エネルギー(余剰資金)の投入が必要です。前回の米国不動産バブルでは、日本円が大きな役割を果たしたといわれていますが、いまの世界のどこに、次のバブルの燃料になる大量の余剰資金があるのでしょうか。などと心配されている方へ朗報です。広東ジャピオンという日本語フリーペーパーによれば、中国の工商銀行が3月末の預金量で世界一に躍り出たと言っています。

「中国国有銀行最大手の中国工商銀行(工商銀行)は13日、3月末の預金量が年初と比べて9500億元増の8兆9000億元(約130兆円)となり、米JPモルガン・チェースなど米欧や日本の大手行を上回り、預金量で世界最大の商業銀行になったと発表した。」

中国はいまでも内需は比較的好調で、経済成長を持続させていますから、それが預金増の直接の原因かと考えられます。また、中国人はかなりの投資(バクチ)好きですが、いまは株式市場も不動産市場も冷え込んでいて、国内に良い投機対象がありません。それも預金量が増えている理由のひとつかもしれません。

いづれにせよ、このように大量の銀行預金は、巡り巡って、米欧の次なるバブルのエネルギーになる可能性は極めて高いと考えられます。

ちなみにですが、工商銀行は、(中国の)経済成長に伴う顧客の預金増で預金量が世界最大になり、純利益が前年比で35.2%増の1112億元、収益力も向上させているそうです。

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