トリック・オア・トリート
先週の週末は、香港の多くの家庭がハロウィーンで賑わいました。我が家にも「トリック・オア・トリート!」仮装した子供達がやってきました。
日本ではあまりメジャーな行事ではないと思いますが、イギリスの(キリスト教の)影響を受けた香港には、ハロウィーンを賑やかに楽しむ人たちがいます。
先週末は、ラン・クヮイ・フォン(香港のセントラル)やナッツフォード・テラス(九龍のチムシャツイ)の洋食レストランやバーでは、仮装した酔っ払いたちで騒がしかったでしょう。
我が家では、息子が「トリック・オア・トリート!」(なんかくれなきゃ、悪戯するぞー!)に参加して、お騒がせしてきました。
我が家は(今のところだれも)キリスト教徒ではありませんが、フィリピンのセブに2年半ほど住んでいて、フィリピン人のメイドさんもいますので、キリスト教関係のいくつかの行事(主にハロウィーンとクリスマス)になると、子供も気合が入ってきます。
出かける直前の息子です。スパイダーマンに扮しています。(スパイダーマンは魔女や魔法使いじゃないのですが、仮装して練り歩くのが子供の目的なので、なにに扮装するかはそれほどこだわらないようです)
「トリック・オア・トリート」は、普段遊んでいるフィリピン人の子供達のグループから誘われて、2時頃に家を出てゆきました。(その友人宅は同じマンションの1階下にあるので、子供だけで行き来しています)
私は所要(気晴らしにゲーセン)で出かけて、奥様が家で(子供達がやってくるので)待機していました。
ところが、待っても待ってもやってきません。7時過ぎに私が家に帰ってしばらくすると、ようやく「ピンポーン」とドアベルの音。
そして、「トリック! オア! トリート!」という子供達の合唱が聞こえてきました。
奥さんは飴玉の袋を取りに走ります。私は玄関のドアを開けました。
我が家にやってきたのは、スパイダーマン1名(息子)、スーパーマン1名(2つ年上の男の子)、ハリーポッター1名(同じ歳の女の子)、魔女1名(女の子の保護者)、正体不明の女性(男の子の保護者)が1名でした。
もっと沢山の集団でくるのかと思ったのですが、意外に小さなグループでした。
来年は、どんなモンスターがやってくるのでしょうか?