偏頭痛の特効薬イミグラ

10月 27th, 2004 Categories: 健康

私は偏頭痛持ちです。偏頭痛は、市販の鎮痛薬が効きません。ピリン系の強い鎮痛薬も少ししか効きません。困った頭痛です。ところが、最近になって偏頭痛の特効薬というものが出てきました。

特効薬の名前はトリプタンです。偏頭痛とトリプタンが作用するしくみはここをクリックしてください。製薬会社さんの説明ページへリンクしています。

贔屓にしている薬局で買おうとしたのですが、トリプタンという名前だけでは判りませんでした。そこで、製品名を調べて出直したところ、イミグランが購入可能と判りました。類似する他の製品もありましたが、イミグランの値段が一番安かったです。

注文してから3日かかると言われましたが、以外にも翌日には入荷の知らせがありましたので取りに行きました。

これが、イミグランの箱です。以外に小さいですね。

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箱を開けると、えっ!たったの6錠ですか? これでHKD250(今日のレートで3430円)ですよ!ちょっと高すぎです。これで効かなかったら怒り爆発しますよ。

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銀のパッケージから一粒出してみました。オレンジ色の錠剤ですね。

イミグラン50mgには、1錠のタブレットに、コハク酸スマトリプタン(Sumatriptan succinate)が50mg含まれているそうです。

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冒頭で、私は偏頭痛持ちですと書きましたが、実は今回の購入目的はうちの奥さんです。

うちの奥さんが頑固な頭痛持ちだという話しは以前の記事で書きました。その頭痛が始まって2週間が経とうとしています。頭痛で不機嫌な奥さんから聞き出した症状は、だいたい以下の通りです。

●左目の奥が痛い(左手の平で、左目を抑えるしぐさを良くする)
●脈にあわせて痛みが起こる(かという質問に、はいと答えた)
●左の首筋から肩にかけて、激しい肩凝り(筋肉痛?)
●手が冷たい(触ると確かに冷たい)
●左手の先が痺れる
●全身の筋肉が痛い
●(子供の体がちょっと当たっただけでも大げさに痛がる)
●夜、良く眠れない
●ぐったりだるいので熱でもあるかと検温すると、逆に35度台で体温が低い
●フィットネスジムで汗を流すと頭痛や全身の凝りの症状が和やぐ(ような気がする)

頭痛発生後、7日目くらいに導眠剤を試しましたが、ぐっすり眠れたにもかかわらず頭痛は改善しませんでした。その後、精神安定剤(リーゼ)を1回試しましたが、やはり顕著な効果はありませんでした。

緊張性頭痛なら、普通はこれで症状が改善すると思うのですが効きません。そこで、ウェブ上をいろいろと調べてみると、緊張性頭痛と偏頭痛の複合的な症状もありうるという記事をみつけました。

うーん、偏頭痛か。

あちこちのサイトで、緊張性頭痛と偏頭痛の症状を比べてみましたが、どちらの頭痛にも重複するような症状があるようなので、判断がつきません。

しかし、偏頭痛にはトリプタンという特効薬がある事が分かりました。そこで、効くかどうか確認する為に、即効で注文したわけです。

さて...

手元にあるイミグランの説明文から服用方法とその注意を読みましたが、なにせ英語なのではっきりとは判りません。それならと、ウェブでイミグラに関する取り扱い説明の文献をいろいろ探して確認し、基本的に理解できた。奥さんが外出から戻ってきたので、薬の説明をした後で、1錠を渡しました。

30分経ちましたが、著しい効果がありません。

おかしいなぁ。トリプタンは、偏頭痛が起こった後でも、あっという間に症状が著しく改善(頭痛消失)するはずなのですが。

もう一度トリプタンに関する記事を集めて、あちこち読みまくりました。すると、1回目(1錠)の服用で効果が現れない場合には、2時間後に2錠を服用するようにという説明を見つけました。最初の服用から4時間くらい経過していましたが、再度の外出から戻ってきた時に、2錠を渡しました。

30分くらいして、「で、どうよ?」と効果を聞きましたが、首をひねっています。少し良くなったような気もするし、効いてないような気もするし...でした。

奥さんの頭痛は、やはり偏頭痛とか関わり無かったのか?

奥さんの頭痛は、イミグランを服用した3日後に消失しました。たまたまそういう時期だったのか、あるいは何らかの遅効性の効果があったのか?

疑問の多い結果が残りました。

さて、その1週間後に、奥さんから「また目の奥が少し痛くなってきた」と報告がありました。イミグランを1錠服用しました。その日の夜に頭痛の状況を聞くと、「うん、痛みは無くなった」との返事。

なるほど、頭痛の初期段階では効果があるようです。

それから2週間後の昨日、また頭痛が始まったとの報告がありました。早速イミグラン1錠服用しました。

ところが服用してしばらくすると「気分が悪くなった」と副作用の報告。偏頭痛時に嘔吐感を抑える薬(偏頭痛で医者にかかるとよくもらうのだが、私の場合には気分が悪くなる事がないので、この薬は手元に溜まる一方なんです)を出そうとすると、もうなにも入らない、と突っ返されました。うーん、これ呑めば少しは楽になるのに...

翌朝、頭痛の行方を聞きますと、治ったとの事です。しかし、イミグランに不信感を持たれた様で、次回は服用してもらえないかも。

残りは自分用に取って置きます。

ところで、頭痛大学というウェブサイトで、面白い記事を見つけました。

トリプタンに関する記事(ここをクリック)のところです。

この文献によれば、アロディニアの有無が、イミグランが偏頭痛の効果を左右する重要なファクターになっているとの事です。

●アロディニアが無い場合と93%有効
●アロディニアが有ると25%有効

ところで、このアロディニアって何でしょうか?

同じ文献によれば、「神経障害性疼痛にみられる症状。痛み 神経感作により、通常痛みを感じない程度の刺激でも痛みを感じる現象。片頭痛発作の75%は末梢神経感作後に中枢神経も感作されることが認められており、中枢神経感作が皮膚ア口ディニアとして発現すると皮膚が過敏な状態になる。こうなるとトリブタンも効かない。」

との事です。つまり、イミグランの服用は、偏頭痛のなるべく初期に服用する事が望ましいようです。

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