不況で国外流出が加速する日本のお金

3月 6th, 2009 Categories: 1.政治・経済

今日の日経記事によれば、「日本企業、インド進出を加速 金融・製薬など業種広がる」そうです。記事の内容を少し紹介すると、「日本企業のインド進出が加速している。デリー、ムンバイなど主要4都市への進出企業は過去1年で約2割増え、計450社に達した。対印投資を先導してきた自動車に加え、金融や製薬などに対象業種も拡大している。金融危機を受けインド経済は減速しているものの、将来の人口増に伴う内需拡大への期待は大きく、日本企業の有望進出先になりつつある」そうです。日本の企業はインドだけでなく中国やベトナムへも多額の事業投資、金融投資を行っています。

日本では失業率が急速の増加し、多くの人が、内需を拡大して雇用を増やす事が必要だという認識を持っています。政府も内需を喚起して雇用を拡大する必要があるとの認識を持ち始めているようです。しかし現実は、国民の貯蓄も、企業のお金も、国内ではなく海外へ、どんどんへ出て行ってしまいます。

池田氏のこちらの記事によれば、日本の貯蓄率は年々低下しているそうです。減少しつつある貯蓄が、国内ではなくて海外投資へまわされているのです。同じく池田氏のこちらの記事によれば、「日本では資本家へのリターンがあまりにも低いために投資が低迷し、それが内需を慢性的に不足させているのだ」そうです。儲からない国内より、儲かる海外へ投資するのは企業として当然ですね。

ここで政府ができる事は、企業がもうかる制度(こちらこちら)を導入して、国内企業や海外企業が、率先して日本へ投資してくれる環境をつくる事だと思います。

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