超円高が終わった(かも)

2月 26th, 2009 Categories: 1.政治・経済

円が98円台まで戻している。1月10日前後に89円前後から下がり始めた円が、ついに98円台まで下がってしまった。このままなし崩しに円高が終了すると、せっかく数十年に一度の構造改革の機会が失われてしまうようで複雑な心境だ。

超円高が終了して、輸出産業が息を吹き返すと、いままで議論してきた内需拡大だとか構造改革だとかの議論が、すべて過去の記憶になってしまいそうで怖い。

yen-fall-down-2009-02-26.jpg

貿易会社を経営する友人のK氏は、3月末にはもう一度、円高が来るという。日本の輸出産業の決算期にあたるので、日本企業が円を買う為らしい。3月末に再度の80円台になれば、市場はそのまま70円を目指す可能性もあると言う。さて、どうなるのであろうか。

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5 Responses to “超円高が終わった(かも)”

  1. 2月 26th, 2009 at 15:55
    1

    アメリカが日本のものを買う、というサイクルが回らない限り円安になっても景気浮揚効果は限定的のような気もします。あまりにも急激な消費の低下にジャブジャブの生産能力余剰と在庫の山を築いた日本の製造業は回復まで相当な時間を要するようですし、やはり内需拡大は考えていかないとまずいですよね。

    円相場反転の理由として国内投資家の海外資産引き上げが一段落したのと、酔いどれ外務大臣を見た海外投資家が日本売りをはじめたという辺りもよく言われていますが、個人的にはアメリカ財務省証券を買い支えるためと国内輸出産業を守るために、日本が大規模な為替介入をして対ドルで円安方向に誘導されるという期待もあるような気がします。かつてヘッジファンド連合軍を撃退した伝説のアレが始まるかと思うと、なかなか円買いにはふみきれませんよね。

  2. 2月 26th, 2009 at 15:58
    2

    あ、酔っぱらいは外務大臣じゃないですね、財務大臣でした。失礼しました。

  3. bobby
    2月 27th, 2009 at 00:09
    3

    肉団子さん、コメント有難うございます。円相場の流れが変わった理由は、海外機関投資家による円キャリーの巻き戻しがそろそろ緩み始めた可能性は否定できません。(そもそもいつ終わるのかも分かりませんが...)

    しかし、せっかく日本の経済学者や政治家も、これはいよいよ構造改革して内需拡大を真剣に考えなければ、というムードになっているのですから、あと1年くらいは超円高が続いて欲しいと願っています。

  4. 2月 27th, 2009 at 16:53
    4

    >あと1年くらいは超円高が続いて欲しいと

    同感です。飛行機のサーチャージも安くなったことですし、せめて夏休みまで待っていてほしいもんです。

    本当は日本の国内消費と経済が急回復して、世界中から投資マネーが集まって円高になるのが正しい円高のありかたなんでしょうけど。

  5. bobby
    2月 28th, 2009 at 10:34
    5

    円高では輸入品が安くなりますね。輸入品を扱うウェブショップを立ち上げれば、円高特需が見込めるかもしれません。円高、円高と憂鬱になる前に、これをチャンスと考える前向きな思考ができないものでしょうか。

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