Padcastラジオ番組批評

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最近はIT技術の進歩と普及で、日本のラジオ番組が放送したその日のうちに、海外でもPodcastで聴く事ができるようになりました。嬉しい限りです。私の関心は政治・経済・国際情勢・科学技術などですが、朝晩の通勤時間や出張時のバスの中で、先に述べたPodcastを良く聴いています。そこで今日は、良く聴く番組や、これまで聴いた番組について、簡単な批評をしたいと思います。といっても、政治・経済・国際情勢などを主題とした番組は少ないので、取り上げる番組はざっくりと3つです。

1)日本放送 ザ・ボイス そこまで言うか / 辛坊治郎のザ・ズーム そこまで言うか

ザ・ボイス(複数のコメンテーター)とザ・ズーム(辛坊治郎)は兄弟番組という認識なので、一緒のグループにしました。ザ・ボイスのコメンテーターは長谷川幸洋、宮崎哲弥、上念司、藤井厳喜、青山繁晴など。これに土曜日放送の辛坊治郎のザ・ズームと合わせて、どちらかというと保守的な論客で構成されております。番組アンカーの飯田浩司アナウンサーも、番組を聞いている感じでは、真ん中よりやや右側の保守的な考えの方と思います。番組スタッフが選んだ日々の時事ネタについて、日替わりのコメンテーターが意見を述べるという番組構成です。コメンテーターの面子を見れば明白ですが、わりと保守的な意見となっており、関西で放送されている「そこまで言って委員会NP」のラジオ版という感じがしないでもありません。(アンカー役の飯田浩司アナウンサーがわりとサラリーマン的な方なので、それほど過激な脚色にはなっていません)番組で話される意見の質ですが、個々のコメンテーターのバイアスがかなりかかっていますが、評論としてはそれなりに興味深いと感じています。

2)荻原チキ・Session-22

評論家の荻原チキが中心となっており、時事ネタの他に幅広い分野の専門家や当事者を番組に呼んで、意見を聞いたり話してもらうという番組構成となっています。荻原チキは、私の感じでは真ん中より左側でリベラルだと思います。基本的には番組が呼んだ専門家のゲストをリスペクトしており、荻原チキは番組の引っ張り役や意見のまとめ役に徹している事が多いようです。番組に出演する専門家(多くはどこかの大学の☓☓教授である事が多い)は、1つの番組で複数人いる事が多いのですが、基本的には専門家どうしが遠慮するのか、はたまた似た意見の方で固めるのか、ゲスト同士が番組中で激論を戦わすというような場面は(残念ながら)ほとんどありません。しかし与党の政治家がゲストの時には、荻原チキ自身が空気を読まずに「聞かれたくない事」をあえて押し聴く事もあります。先に述べたように、時事ネタの番組ゲストはほとんどが専門家なので、他番組にありがちな評論家による「意見」と異なり、それなりに専門的な意見が聴けるのは非常に評価できます。ちょっと残念なのは、格差ネタ・差別ネタ関係では荻原チキ自身に強いバイアスがあり、呼ばれる専門家もリベラルまたは左側の方が多いという事が「玉に瑕」と感じています。

3)荒川強啓デイ・キャッチ!
数週間ほど聴きいた後に、聴く価値無しという事でPodcastの番組リストから削除しました。荒川強啓も真ん中左側のリベラルかと思いますが、ゲストに専門家が来るでもなく、ザ・ボイスのコメンテーターのような「自分の意見」を述べるでもなく、物足りない感ばかりが印象に残りました。

そういう訳で、いまは右派・保守的な番組としてザ・ボイス/ザ・ズームと、左派・リベラルな番組としてSession-22の2つを主に聴いております。