中国で地下原子炉

3月 19th, 2013 Categories: 1.政治・経済

北京共同によれば、中国が小型の原子力発電施設を地下に建設するプランがあるようです。2014年に着工して2017年には完成したいとの事。まずは下記にニュースを引用します。(ネタ元はこちらをクリック

【北京共同】中国国有企業が原子力発電所の主要施設を地下に設置する同国初の「地下原発」の建設を計画していることが11日、分かった。 小型原子炉を想定しており、2014年にも着工、17年の完成を目指す。 国有企業「中国核工業集団」の子会社「中核新エネルギー有限公司」の関係者が共同通信に明らかにした。  既に建設計画の策定を終え、政府に建設許可を申請した。政府の担当部門が審査している。  中国は原発を「クリーンエネルギー」と位置付けて推進する構え。 だが全人代では、原発の安全対策が不十分として法整備強化を求める声も出ている。

原子力発電施設を地下(あるいは半地下)に建設するというのは良いアイデアです。

地下の施設は施設全体が地震の揺れに応じてほぼ同じ方向へ揺れるので、局部的なストレスがかかり難く壊れにくいので、地震大国の日本ではおおきなメリットです。

ほぼ全ての設備を地下につくり、地上部分の出入り口や排気口に津波対策すれば、大津波による影響を受けにくくする事もできます。

施設周辺の地下水が少ない場所を選べば、仮に放射能漏洩事故が発生しても、環境中への放射線排出をコントロールし易いというメリットもあります。

デメリットとしては、地上へ建設するより工事費用がかなり高くなる事と、内陸部に建設した場合に放射能漏洩事故による地下水汚染が深刻な問題となる事が考えられます。

上記であげたメリットとデメリットを天秤にかけて考えると、都市部に近い海辺に複数の小型の地下原発を建設するのはメリットがデメリットを上回るように考えられます。

如何でしょうか。

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