大量絶滅は新しい種を大量に生み出すプロセスだ

12月 4th, 2008 Categories: 1.政治・経済

池田信夫blogの「不況は創造的破壊のチャンスだ」を見て連想したのは、生物の大量絶滅とその後に訪れた新しい種の大量発生という生物進化のプロセスである。

wikiによれば、

大量絶滅の直後には、空席になったニッチ(生態的地位)を埋めるべく、生き延びた生物による急激な適応放散がおきる。

とあるように、現在の地球で繁栄している多くの生物種は、かつての大量絶滅によって進化する事を許された者達であった。

100年に1度の大不況は、20世紀後半の市場で繁栄を享受してきた多くの「旧来型企業」を淘汰し、市場に空席を生み出して、これまで発展を許されなかった多くの中小企業や新興企業が市場制覇の階段を上るチャンスを得る機会である。

たとえば日本において、NTTグループやNECや富士通などが倒産したらどうだろう。これら大企業が制覇していた市場には空席は生じ、これまで技術はあるが市場に余地なく、発展を許されなかった企業には大きなチャンスとなる。

またこれら大企業が倒産すると、その中にいる優秀な技術者や中間管理職も四散して、その多くが中小企業へ再就職するであろう。このような状況は、まさに日本の市場を「ガラガラポン」とかき回して、戦国時代のような競争を引き起こすはずだ。

どんなに闇が深くとも、明けない夜はない。日が昇りはじめた時、そこには沢山の競争と新しい発展が待っている。

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