政府による「エコ偽装」予算を許さぬ

朝日新聞によれば、「環境省「エコ偽装」商品許さぬ 徹底検査・結果公表へ」だそうだ。この見出しを読んで感じたのは、そもそも政府がマスコミを煽りながら進めている個別の地球温暖化対策なるものに、定量的な数値目標が見当たらないのは何故だろうか?

という事である。以下に朝日新聞の本文を示します。

環境省「エコ偽装」商品許さぬ 徹底検査・結果公表へ
2008年9月24日8時2分
「エコカー」をうたう自動車は、実際には環境保護にどれぐらいの効果があるのか、「リサイクル品」の再生材料はきちんと分かっているか?――。環境省は、古紙の配合率を偽るなどの「エコ偽装」に対処するため、環境対応を売りにしている商品を徹底的に調べて、その結果を公表する取り組みを始める。来年度予算の概算要求に8億2千万円を盛り込んだ。

01年施行のグリーン購入法は、国や独立行政法人などに環境に配慮したエコ商品の優先購入を義務づけている。自治体も含めるとその額は年間数兆円規模。同様の動きは企業や個人にも広がっている。だが、古紙の配合率などの表示はメーカーの自己申告にゆだねられ、日本環境協会の「エコマーク」の認証を受けていた再生紙などでも「エコ偽装」があった。

環境省は、このような偽装を止めるには、表示内容を検証する仕組みが必要と判断。来春から、独自の検査を始めることにした。検査の対象は、再生紙やリサイクル文具、省エネ電化製品など、グリーン購入法で定める237品目から選ぶ。消費者団体やネット上の商品比較サイトの評価なども参考にして個別の商品を決め、一定期間使った上で、メーカーが掲げている表示に問題がないかを確かめる。

さらに、国立環境研究所などの協力を得て、「エコカー」を分解した上で性能をチェックしたり、最新のガスクロマトグラフ質量分析計を使って、微量物質の含有量を調べたりする。再生材料が把握できないリサイクル品は、原料の納入状況の追跡調査もする。

調査結果は、偽装の有無にかかわらずインターネットなどで公表の予定で、データベース化も検討する。(高山裕喜)

政府が強制するゴミの分別やリサイクルや「エコ」印を認めた商品が、10年後の地球平均気温を何度下げるのかという「定量的な効果」が何処にも無い。それをいえば、地球大気中の二酸化炭素を何%減少させたら、たとえば日本の平均気温が何年で何度下がるかという「定量的な効果」の発表も無い。(あれば記事を訂正しますので出典を教えてください)

地球温暖化に対してはっきりとした定量的効果を示せないエコ商品の広告検査に、8億2千万円もの税金を使う事にどんな意味があるのだろうか?

以下に、池田信夫blogからの引用を示す。

地球温暖化は、第一義的には経済問題である。地球上には解決すべき問題が山ほどあり、温暖化が最優先だという 根拠はない。100年後の気温が3℃上がる(かもしれない)問題と、毎年1000万人以上が感染症や水汚染で死亡している問題と、どっちが緊急課題かは、 経済学の知識がなくてもわかるだろう。

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One Response to “政府による「エコ偽装」予算を許さぬ”

  1. bobby
    10月 2nd, 2008 at 17:53
    1

    10月1日のゴーログで本記事が取り上げられました。
    http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-3fbe.html

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