温暖化が怖いなら宇宙へ逝け

温暖化の影響の本質 – アゴラ・辻本

この記事は、人類文明による温暖化ガス排出に限定せずに地球温暖化を問題視しています。私は地球温暖化の懐疑論者ですので、この記事を(できるだけ科学的に)批判をしてみたいと思います。

1)0.8度/100年に特別な意味を証明するのは困難である。
地球の生命誕生から5億2000万年という時間軸の中で考えれば、地表の温度が100年で0.8度上昇する事は、科学的には興味深い事象ですが、政治家やメディアが騒ぐ事でしょうか?

2)未来の2度/100年は既成事実ではない。
「実用的な長期マクロ気候変動予測」が、現在のテクノロジーを総動員しても不可能である事は明白な事実です。(まさかそれを証明しろとは言いませんよね?)100年で0.8度の温度上昇メカニズムが十分に解明されなければ、次の100年で起きる事を理論的に予測できないからです。理屈を棚上げして、過去の温度変動を再現するモデルを作り、それで次の100年を予測する事は、ファイナンシャル・エンジニアリングによる株価予測と同じで、ただの似非科学です。今世紀末に温度が2度上昇するという(極めて信頼性の低い)シミュレーション結果に、世間が大騒ぎする事の方が問題であると考えます。

3)自然災害の巨大化は嘘である。
歴史的な大型台風は、実は1940年代から60年代の間に集中しており、それ以降、大きな台風の数は減少しました。直近の10年を見ても、2000年前半に台風の数のピーク(年間26個)があり、後半は減少しています。つまり、温暖化によって台風が大型化するとか数が増えるというのは事実と異なります。私の生まれた愛媛県の久万高原町では、1960年頃に2メートル以上の積雪があり、二階から家に出入りしたところもあったそうですが、そのような積雪はそれ以降ありません。

4)いまが地球の気候の標準点ではない。
生物が地球に出現してから5億2000万年くらい経ちます。この図は過去5億年の地球の温度変動を表したものですが、現在までの間にHOTとCOLDを何度も激しく変動している事がわかります。地球の気候とはそもそもこうあるべきだ、というのは実に非科学的な考え方です。縄文時代にはいまより日本の気温は高く、より原始的な種類の米でさえ東北で栽培されていました。その当時と今と、どちらが「もともとの日本の気候」かなどというのはナンセンスです。

5)問題は温暖化ではなく気候変動である。
もし人間の居住環境に大きな影響を与える問題があるとすれば、それは100年で0.8度の温度上昇ではありません。これは原因ではなく結果と考えるべきです。その原因は何かといえば、氷河期を生み出し、縄文海進を生み出した「自然の活動」であろうと考えるのがもっとも単純な見方と言えるのではないでしょうか。

6)気候変動にどう対処するべきか。
万歩譲って、現在の気候変動の幅が数十年単位で増大してゆくという(根拠はないが政治的には検討する価値がある)可能性を考えるのも悪くありません。であれば、我々はCO2削減や再生可能エネルギーや1年1ミリへの回帰などという不毛で不経済な対称への投資を即時止めて、長期的な気候がより安定している宇宙へ人類を移住させるテクノロジーの開発へ投資するべきでしょう。気候変動といっても、来年に全球凍結する訳ではないし、なにかをする時間は少なくとも100年くらいはあります。

宇宙には台風も洪水も大寒波もないし、太陽から遠ざかれば超巨大フレアも怖くありません。一番怖いのはコロニー落としをする人間だけです。

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