やっぱり米国のコールセンターはフィリピンが良いらしい

日本では最近、インドへ進出という話しを聞くようになった。ベトナムの次はインドらしいとか。ところでインドといえば、だいぶ前から米・欧の企業がコールセンターを開設して話題になった。うちの会社はフィリピンに開発センターがあるので、インドは競合国なので気になっていた。なにしろ国民性を考えると、どうみてもフィリピン人よりインド人の方がバイタリティーと競争力に溢れている。勝てっこない。そう思っていたが、昨日、ある人から話しを聞いて、そうでもないらしいという事がわかった。私は一昨日からフィリピンのセブ島に来ている。ここでは一昨日からオープンソース・セミナーというのをやっていて、弊社でもブースを出していた。で、あるときうちの現地G.M.が米国人をつれてきた。どこかで見た事あるなと思ったら、2階の大セミナー会場でスピーチしていたおっさんだった。この人はmylinuxsupport,Inc.という技術系コールセンターをやっている会社のお偉いさんらしいのだが、この人が面白い事を述べていた。

インドには一時期、米・欧のいろいろな会社がコールセンターを置いた。ところが、インド人の英語は(我々日本人にとっては、こいつらすげー英語しゃべるなーと思うのだが)アメリカ人の一般ピープルにはよく聞き取れないらしいのだ。その理由は、インド訛りのほかに、インド人の英語がイギリス英語がベースになっている事であるらしい。英国英語も、米国英語も似たようなものじゃん、と我々は思うのだが、実際には発音だけでなく、こまかな表現がいろいろ異なっているらしい。とにかく、聞き取れないだけでなく、文化が著しく異なるので、米国のユーザーとの会話がうまく成立しにくいらしいのである。ところがフィリピンは(米国の文化的影響をかなり強く受けているので)あまり違和感のない会話ができるまでの教育期間がかなり短いそうである。アメリカ人にとって、フィリピン人の英語は気になるほど訛っていないらしいのだ。

いま、セブ市のラホグという地域にはIT Parkという経済特区が儲けられており、米国のコールセンターが沢山入っているし、これから来る会社もかなりあるらしい。この二年ほど、セブはコールセンター景気でミニバブル状態である。うちの現地G.M.は、今回は本物だと胸を張る。米国からフィリピンへ、安い英語労働力を求めて、これまで何度もソフト開発やコールセンターが来たが、米国が不景気になったとたんに一斉に撤退してしまった。今度こそは、現地に根付いてほしいと願いたい...

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