米国と中国の二者択一

世界の文明史の中で日本の居場所を考えると、私としては言いたいことがある。歴史的にも地理的にも、日本は中国大陸の周辺であって、太平洋の向こうのアメリカと同盟するのは、非常に不自然と言うしかないのだ、とTPP問題で意見を述べているのは志村建世氏です。

TPPについて考えてみた

どちらかといえば、私も志村氏の意見に同調します。日本と米国が比較的相性が良いのは、米国による戦後の対日戦略の影響が大きい為と考えます。しかしながらこの状況は、中国と付き合ってきた長い歴史と比べれば微々たる期間に過ぎません。日本人のネトウヨが、どんなに中国は嫌いだといっても、客観的に見れば米国より中国の文化との共通点の方がよほど多いと言えます。そして地理的にも太平洋の向こう側の米国より、日本海の向こう側の中国の方がよほど近いのです。

そうは言ってもいまのところ、米国と中国の二者択一をせよ、という政治的状況でもありませんから、TPP交渉にも顔を出し、返す刀で中韓台でFTA協議をするといった強かさが日本の政府に生まれてほしいものです。

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