iPhoneはモバイル・インターネット・デバイスのビッグバンになるのか?

携帯電話でもPDAでもないものを総称して、モバイル・インターネット・デバイスというらしい。それって何だろうと考える人が多いと思うが、AppleのiPhoneがそれである。

池田信夫blogだけでなく、携帯業界はどうもiPhoneに否定的なようだ。新しい3GのiPhoneは電池が5時間しかもたないとか、データパケットの量が(同じ画面を表示するのに)携帯電話の倍以上のトラフィックを要するので通信が非効率だとか、筐体が6センチを超えるので大きすぎるし重過ぎる等等。

しかしちょっと待ってください。iPhoneを携帯電話(の文化的視点から)見るから、こういう携帯電話にあるまじき不具合が列挙されるのではないでしょうか。もし携帯電話と思わなければ、携帯電話としての欠点は問題なくなるのではないでしょうか。

それではPDAとくらべてみましょう。PDAは、iPhoneより大きなサイズのものもありますがそのかわり、多くのPDAはキーボードを備えていて、タッチスクリーンとの組み合わせで、文字の入力がし易くなっています。コピペもできないiPhoneとは大きな違いです。電池の持ちは少なくとも8時間くらいありますし、いろいろなアプリを開発してインストールできます。早くに3GやHSDPAにも対応しているし、ビジネス用途として使えるように実用的な設計です。しかし...オシャレじゃないです。ただの便利なツールです。iPhoneとはかなり違います。

では、携帯電話でもPDAでもないものって何ですか?実は、モバイル・インターネット・デバイスという新しいカテゴリーがあるそうです。iPhoneは、いまのところその代表選手らしいです。それでは、モバイル・インターネット・デバイスって何ですか?実はまだ、それがどういうものがはっきりわかりません。iPhoneの進み方次第で、その実像が現れてくるでしょう。

iPhoneによって、携帯電話でもPDAでもない、新しい宇宙が生まれるのでしょうか?

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2 Responses to “iPhoneはモバイル・インターネット・デバイスのビッグバンになるのか?”

  1. marketer
    6月 27th, 2008 at 02:48
    1

    ども、マーケタです。
    「1年後に1千万台到達?」のシミュレーション結果ですが。
    結論は「1千万台は軽く超える」でした。
    新型iPhoneに対するアーリアダプタ(マニア層)と、通信料
    の多寡を気にせずに好きな携帯電話を購入できる裕福層が、
    興味本位(言葉の綾です)でiPhoneを購入するであろう率
    を販売60カ国について推計した結果です。

  2. bobby
    6月 27th, 2008 at 10:54
    2

    マーケタさん
    レポートありがとうございます。昨晩、フィリピン出張から帰ってきたばかりですが、あちらでもGlove Telecomが今年からiPhone 3Gを発売するというので、知り合い筋の期待というか前評判はかなり良かったです。1年で1000万台を超える可能性は高いと思いますが、何台売れるかという事よりも、iPhoneという「高速でブラウジングできるが入力は不得手」なマシンで、そのような文化が生まれるかという事に、いまは大変興味があります。

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