ジョブズから何を学ぶべきか

10月 17th, 2011 Categories: 1.政治・経済

1977年にジョブズ、ウォズ、マークラの3人が設立したアップルコンピュータは、34年間で時価総額一位となり、世界の企業の頂点に立ちました。その偉業をなしとげる事ができた理由は、ステーブ・ジョブズという経営者自身が、その人生のおいて何度も、市場にイノベーションを提供し、その結果によって企業を成長させたからに他なりません。では、彼はいったい、どのようなイノベーションを提供したのでしょうか。

1)第一のイノベーション

ゼロックのパロアルト研究所で開発していたInterim Dynabookのグラフィックユーザーインターフェースのアイデアをパクり、彼独自の美学で仕上げたMacintoshを1984年に市場へ投入して大ヒットし、競争相手(コモドール、アミガ、タンディー)を大きく引き離す事に成功しました。この時にジョブズは、パソコンを技術者やヲタクの道具から素人の道具にする第一のイノベーションを起こしました。

2)第二のイノベーション

Macintoshと音楽販売とiPodをつなぐiTunes Storeを2003年に市場へ投入し、翌年からそれを世界へ広げる事で、高収益かつ安定した垂直統合ビジネスモデルを成長させると同時に、既存の音楽販売ビジネスにおおきなインパクトを与えました。iTunes Storeによってユーザーは、iPodを単なる携帯MP3プレーヤーとして見るのではなく、いつでも聞きたい音楽を好きな時に購入して聴く事ができる「便利で統合されたシステム」として認識するようになり、音楽がより身近なものになりました。

3)第三のイノベーション

ジョブズの偏執的なこだわりで仕上げられたiPhoneが2007年に市場に投入され、iTunes Storeをサポートする端末機器が増えただけでなく、携帯電話メーカーと通信キャリア業界へ大きなインパクトを与えました。2010年に市場へ投入されたiPadと合わせて、子供から老人までだれもが簡単にネットにつながる事ができる第三のイノベーションがいまなお進行中であり、iPadは今後、ローエンドの家庭用パソコン市場を消滅させる可能性が大きいと考えています。

私にとってジョブズは、elm200氏の言うような偶像ではありませんし、親友のウォズを騙したり他人のアイデアをパクったりするなど決して尊敬もできませんが、天才的なIT企業経営者として、イノベーションを企業の成長へ結びつけるそのやり方は見習うべきであると考えています。

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One Response to “ジョブズから何を学ぶべきか”

  1. 012
    10月 24th, 2011 at 11:42
    1

    あなたの「ビルゲイツから何を学ぶべきか」が読みたいですね

    Apple IIも知らない人ですか?
    http://www.maclab.dk/dokumentation/apple/ii/grafik/apple_ii.jpg

    ゼロックスから何をパクったのでしょう。
    絵を描いて説明できますか?

    ちなみにApple IIの成功でゼロックスはアップルと業務提携しています。
    マイクロソフトとは業務提携していません。

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