ネット規制は中国方式が効果的

ネット規制の良し悪しは別にして、プロバイダの罰則リスクを最小限にてフィルタリングを網羅的かつ効果的に行うには、知る人ぞ知る、中国のチャイナ・グレート・ファイアーウォール方式に準じるのが良い。

ネット規制の有効性については先週の記事に書いた。ユーザー認証IDをプロバイダーが管理・提供する限り、IDの地下流通は避けられないと思われる。 その点に目をつぶれば、国内のすべてのプロバイダーへ網羅的にフィルタリングを行う方法はある。

お隣の中国はインターネットの情報管理を厳しく行っている。かの国では、人呼んでチャイナ・グレート・ファイアーウォールというトラフィック監視装置があり、各地に分散しているプロバイダーのネットワーク施設への設置が義務化されているという事だ。この方式を日本もフォローしてみては如何だろうか?

まず、政府は下記の図のようなブラックボックス(仮称)を開発する。国内には優秀なハードメーカーが沢山あるので、大規模ユーザー認証機能を持つ政府仕様の特注ファイアーウォールなど1年以内に開発完了できるだろう。
black-box-filtering-1.jpg
同時に、すべてのプロバイダーがブラックボックスの正常な設置と運用を義務付ける法律を作成して成立させる。この法律は、ブラックボックスの機能責任は政府が負うので、ユーザーのウェブアクセスによるフィルタリングの結果責任をプロバイダーは負わない。ここがポイントである。

政府は新しい外郭団体を作成して、ブラックボックスの稼動状態の監視、メンテナンス(実際のメンテは業者へ外注する)、フィルタリング用ブラックリストの更新の責任を負う。

池田信夫blogのネット規制について冷静な議論をでは、フィルタリング技術には限界があり、今年の段階で罰則つきで強制するのは無理だという意見があるが、上記の方法なら罰則付き強制も可能ではないかと思われる。繰り返すけれど、それが良いかどうかは、別の問題であるが...

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