スマホがデジカメを駆逐する日

9月 29th, 2011 Categories: コンピュータ及び科学全般ネタ

私は昔、カシオの電卓機能付きデジタル腕統計をしていました。とても気に入って、壊れる度に何度も同じ機種を買い替えていましたが、あるとき買い替えるのを止めました。時計も電卓も携帯電話で代用できるからです。気がつくと、私のまわりで腕統計をしている人はひとりも見なくなりました。利便性を追求すると、身の回りのガジェットは一つに集約されてゆく傾向があるようですね。時代は巡って最近の事ですが、スマホの普及と共に、デジカメと携帯ゲームの売り上げが減少しているそうです。明らかに、売り上げをスマホに食われているのだとか。

スマホ、専用機を駆逐 1台で十分?…焦るゲーム・カメラ、PC

世界に大きなスマホ市場をつくったのはiPhoneです。ハード的には凡庸なiPhoneがなぜ大ブレイクしたかと言えば、革新的なユーザーインターフェースで、ユーザーの利便性を非常に高めた為だという事は周知の事実。市場で弾けるガジェットというのは、ここが重要なのですね。ところで、手前味噌で恐縮ですが、私のビジネス・パートナーのTJが、TurtleJacketという商品を企画・製品化しました。

PhotojojoがTurtleJacketを扱い出してからいろいろな米国のメディアに紹介され、一部では割と有名になったのですが、これはiPhoneに装着するアルミ削り出しのジャケットで、レンズアダプタを介して、一眼レフカメラのレンズ、天体望遠鏡、顕微鏡、マクロスコープなんかを接続する事ができるユニークな商品です。TJ本人は、完璧にデジカメと競合する、こんなニッチな商品は、世界中で数百人くらいのユーザーしかいないだろうと、小さな夢を語っていますが、私は「どうだろう?」と思っています。

市場で弾ける商品というのは、ユーザーインターフェースとアプリケーションで革新的である事です。そういう意味で、TurtleJacketはハードウェアとしての革新的なユーザーインターフェースを持っており、iPhoneユーザーに新しいアプリケーション(ソフト制御可能な高機能デジカメ)を提供します。そういう訳で、こういうガジェットも意外とブレイクする可能性があるのではないかと、密かに妄想している今日この頃です。

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