顧客が求めているのはソリューション

9月 28th, 2011 Categories: コンピュータ及び科学全般ネタ

elm200さんがこちらで述べているように、「実際のところ顧客が求めているのはシステムではない。システムの向こう側にある(と顧客が信じるところの)売上なのだ。「顧客が求めているのはドリルではなく、穴だ」というわけだ」といのは実に的を得ていると思われます。お金というのは単純化された表現ですが、具体的に言えば購買管理であったり、生産管理であったり、業務の生産性向上であったりします。

金持ちは徳のある人だ

私も、新しいカスタマーと話すときには、「弊社はソフトを販売する会社ではなく、お客様が抱える問題を解決するソリューションを提供する会社です」と自己紹介します。

しかしながら、この世に存在する多くのビジネスソフトの会社は、ソフトウェアの使用ライセンスを「売り切り」で販売して利益を得ます。このビジネスモデルの場合、ユーザーは引き渡されたソフトウェアの機能がまともである事を確認するところまでは、なんとか漕ぎ着けますが、当初の課題であった問題点が解決できるのかどうかは、少なくともあと数ヶ月間、本格的に使ってみない事には確認できません。

ソフトウェアの導入から半年くらい経ち、実は当初の課題が解決されていない(あるいは解決するところまで到達するに至っていない)事が分かっても後の祭りです。

とういう訳で、問題解決型のシステム導入を行いたいのであれば、ライセンス売り切りの契約ではなく、SaaS(ソフトのライセンス使用料を月額で支払う)契約にして、課題が解決するまでソフト会社のSEの支援が続けられるような方法を検討してみるべきではないでしょうか。

そういう訳で私も、ソフトウェアライセンスの「売り切り」は可能な限りお断りしています。

Facebook Comments
Tags:
Comments are closed.