浜岡原発より津波エリアから強制移住させない方が犯罪的か?

9月 27th, 2011 Categories: 1.政治・経済

浜岡原発のある場所は、南海トラフ沿いに発生するM8級の巨大地震の震源地の真上にあるという事はわかっていましたが、今回更に、津波が周囲から集中する危険地域だという事が、東京大地震研究所の分析でわかりました。15メートルの津波が来ると、原発建屋が8メートル浸水するのだそうです。仮に津波堤防をすごく高くして津波の直撃を免れたとしても、津波自体は堤防の両端から回り込んで来て、引き波の時には建屋の外周にある強度の弱い設備の多くが持っていかれるでしょうから、津波を防ぐ事はできないでしょう。そういう訳で、浜岡原発の再稼働を認める事は犯罪としか言いようが無いと、宮武嶺は述べています。

浜岡原発には津波集中と東大地震研究所発表 しかも30年以内に震度6強以上の地震発生確率84%

まず注目するべきは、日本の原発施設どれも、福島第一原発ですら、震度6で「大規模な放射能漏れ」を起こしてはいません。つまり震度6自体はそれほど恐れるものではないという事です。15メートル級の大津波についても、福島第一原発を例に取っても、津波自体が原因であの事象が発生した訳ではありません。津波による全電源喪失を回避できれば、メルトダウンを伴う大規模の放射能漏洩は回避できるという事が、先の経験からわかりました。つまり震度6の地震と15メートルの津波が来ても、福島第一原発のように、原発のコア施設は生き残る可能性が高いと考えられますが、周辺住民は15メートル級の津波が来たらどうなるでしょう?

私が「犯罪的」だと考えるのは、15メートルを超える津波を「現実のリスク」として想定するのであれば、津波に襲われる想定エリアについて、なぜ政治家や評論家やメディアはだれも、「居住に不適なので強制移住させるべき」と言わないかという事です。

夜中の3時に大地震が来て、その15分後に津波が来れば、何万人の人が逃遅れて津波にのまれるでしょう。こんな事は誰でも想像できますが、言葉にして発言する人はなかなかお目にかかりません。

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2 Responses to “浜岡原発より津波エリアから強制移住させない方が犯罪的か?”

  1. ステゴザウルス
    9月 27th, 2011 at 19:53
    1

    全く同感です。原発だけが恐ろしい事のように騒ぐのは明らかに偽りです。
    今回の震災でも津波で2万人死んでるのに「しょうがない」みたいな風潮です。
    明らかに順番がおかしい。まして、福島以外の人が顕著に放射能に騒いでいるように見えます。被災者として納得できません。浜岡に15mの津波が来るなら東海地域全域の津波対策、具体的には強制移住させるべきです。その場合、都内に住む所は無くなると思いますが。そう言う意味でも現実味有りません。

  2. bobby
    9月 27th, 2011 at 20:42
    2

    ステゴザウルスさん

    そうですね、危険の優先順位が違うように思います。

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