全米を攻撃可能な中国の核ミサイル
昨年は尖閣諸島問題で日本国内には、武力衝突してでも中国の影響を排除せよというイケイケ・ドンドンな主張をする評論家やブロガーをたくさん見る事ができました。自衛隊の装備は確かに優秀ですし、それを運用する自衛隊員も優秀だと思いますが、先制攻撃が可能で、しかも物量で勝る中国を相手にするとなれば、日本単独ではどうやっても戦争には勝てません。
そこで主戦派の方々の心の拠り所は日米安保による米軍の出動ですが、昔、キッシンジャー氏が指摘したように、米軍は米国の利益の為に戦うのであり、米本土が核攻撃される状況下では、核の傘は必ずしも有効とは言えないようです。そこで中国ですが、東風31Aという、射程12000キロの大陸間弾道ミサイル部隊の増強を図っているそうです。
民主主義国家の米国の大統領は、遠い極東の日本というちっぽけな国が、隣国と意地の張り合いから戦争をしようとしている時に、議会と国民を説得する事ができるのでしょうか?
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