羊は狼にな(れ)るか?

9月 20th, 2011 Categories: 1.政治・経済

明治維新から1970年代まで、何度も戦争をしたり、安保闘争をしたり、日本人はとても元気でした。元気な力を加速力として、経済大国になりました。ところ安保闘争の終焉と時を同じくして、国民に加速力がなくなりました。80年代の経済成長は、既に加速力を失いながらも、慣性で上昇を続けていたようなものでしょう。そして不動産バブルの崩壊と共に、日本人は目に見えて元気がなくなりました。就職氷河期が訪れても、暮らしが悪化しても、年金が目減りしても、日本人はただ耐え忍んできたように見えます。その証拠に、大規模な街頭デモというものは、安保闘争からこっち、ほとんど見られませんでした。ところが3・11の衝撃により、飼いならされた羊のようになっていた日本人の心に火がついたのかもしれません。

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かりにもし、3.11を引き金に、日本人が従順な羊である事をやめようとするならば、その結果としてしばし社会が混乱したとしても、逆説的ではありますが、そのエネルギーでもって、日本の経済にも再び内部からの加速力が生まれるかもしれません。

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