捕鯨を野蛮というけれど、野蛮はどちらだ。

3月 4th, 2008 Categories: 1.政治・経済

昨年、オーストラリア近海の海で調査捕鯨中の日本の船が、シーシェパードの船から攻撃を受け、日本人船員が負傷した。そして今度は、船員保護の為に同船していた海上保安庁の方が2名、シーシェパードの攻撃を受けて負傷。(グロい写真有り、注意されたし)

まずは今回の問題を朝日新聞で追ってみよう。

シー・シェパード、また調査船を攻撃 日本側3人負傷

水産庁に入った連絡によると、日本時間3日午前7時10分ごろ、南極海で調査捕鯨をしていた日本鯨類研究所の調査母船、日新丸(8044トン)に対 し、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」の船が側面から近づき、異臭を放つ液体入りの瓶や白い粉の入った袋を投げ込んだ。乗組員1人と同行している海上 保安庁の保安官2人の計3人が目に液体が入るなどの軽傷を負った。

水産庁によると、日新丸は2日朝から、シー・シェパードの船による追尾を受け、丸1日が過ぎた3日朝から妨害工作が始まったという。妨 害は約1時間にわたって続き、現在もシー・シェパードの船は日新丸と並走している。シー・シェパードは今年1月にも活動家の2人が捕獲調査船の第2勇新丸 に制止を振り切って侵入して身柄を一時、拘束される事件を起こしている。身柄を豪州政府側に引き渡した直後にも瓶を投げつけるなどの妨害をしており、昨年 11月に日本を出発した今回の調査捕鯨船団に対する、シー・シェパードによる妨害工作は今回で3度目となる。

6日からはロンドンで国際捕鯨委員会(IWC)の中間会合が行われる。捕鯨賛成派と反対派の対立で、冷静な議論ができない状況となって いるIWCを正常化させるのが目的。会合にはシー・シェパードの船籍があるオランダと、母港となっている豪州の代表も出席する見込み。水産庁の成子隆英遠 洋課長は「会合で、船舶の安全を守る観点から、抗議や、なんらかの提案を申し入れることはありうる」としている。 (2008年03月03日13時47分:日付は筆者追加)

更に今日、日本の海上保安庁が捜査する方針を固めたとの続報。

調査捕鯨妨害 海上保安庁が傷害容疑などで捜査

米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害活動で、日本鯨類研究所の調査母船・日新丸の乗組員ら3人がけがをした事件で、海上保安庁は傷害や威力 業務妨害容疑を視野に捜査する方針を固めた。日本の領海外では船内に乗り込まれた場合を除いて強制措置をとれないため、法務省などを通じて、船籍国のオラ ンダなどに捜査共助を求めることを検討する。

けがをした3人のうち2人は海上保安官。抗議行動の即時中止を求めて甲板で警告を発するなどしていた。3人は投げられた瓶内の液体が目 にかかり、一時は痛みを訴えたが、現在は回復しているという。海保は「けが人が出ており、法に基づき厳然と対応する必要がある」と判断。現場で撮影した写 真や映像を解析し、瓶を投げた人物の特定などを進める。

海保はシー・シェパードによる過激な抗議行動から日新丸の乗員らを守るため、小銃を携帯した保安官数人を派遣して警護にあたっていた。 07年2月にもシー・シェパードの妨害工作により乗組員2人が軽傷を負ったため、昨年11月に日本を出航した今回の調査捕鯨から海保の海上保安官も同行し ていた。 (2008年03月04日08時03分:日付は筆者追加)

ところで、事件が起きた海にもっとも近い国であるオーストラリアは、国をあげて反捕鯨を叫んでおり、これまで何度となく日本へメッセージを送ってきた。

母子クジラ? 捕鯨映像めぐり、日豪が応酬

オーストラリア政府は7日、南極海での日本の調査捕鯨の監視活動をしている豪税関の巡視船が撮影した写真やビデオを公開した。大小2頭のミンククジラが引き揚げられる映像があり、豪政府は「母と子」だと非難。日本側は「母子ではない」と反論、非難の応酬になっている。

反捕鯨の立場を鮮明にしている豪政府は、日本の調査捕鯨の監視活動を行っている。ギャレット環境相は「悲しいと同時に気分が悪くなった。科学的調査の名の下で、クジラを無差別に殺していることは明らかだ」と非難した。

豪州各紙は引き揚げられる2頭のクジラの写真を「殺戮(さつりく)」などの見出しつきで報じ、米CNNや英BBCなどもクジラを捕獲する映像を繰り返し放映している。

調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所(東京・森本稔理事長)は、統計学的に正確なデータを集めるために異なる大きさのクジラを捕獲したためで、2頭は親子ではないと否定。「豪政府の発表は危険な感情的宣伝であり、問題をエスカレートさせる恐れがある」と反論している。 (2008年02月09日00時56分時事:日付は筆者追加)

オーストラリア政府、ユーチューブ上で日本の捕鯨に反対

[キャンベラ 9日 ロイター] オーストラリア政府は9日、日本による南極での捕鯨活動に対し、米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」を使った反対キャンペーンを開始した。日本の子どもを対象にした反捕鯨キャンペーンだという。

ユーチューブに掲載された動画クリップ(jp.youtube.com/DeptEnvironment)にはターンブル環境・水資源相が登場し、日本語の字幕付きで「このような素晴らしい動物が存在しない地球に住むことを想像できますか」などと語っている。

日本は南極海域でザトウクジラ50頭の捕獲を計画しているほか、ミンククジラ935頭の調査捕鯨も計画している。

これについてターンブル環境・水資源相は「すべての国々、特に私たちと親しい日本の国に捕鯨計画をやめるよう勧告しています」と述べている。 (2007年10月09日19時47分:日付は筆者追加)

ところで、オーストラリア人が、自国領土に住むディンゴやカンガルーを「害獣」として扱い、娯楽をかねて虐殺している事をみなさんはご存知だろうか?日本人作を思われる映像が、オーストラリアのYutsubeサイトへアップされている。何種類もあるようだが、探した中で、いちばん長い映像を(The Australian is a Racial ideologist.)をご覧下さい。後半に残虐シーンがあるので、お気をつけ下さい。

そして上記映像のハイライトシーンの一部を下記に(画面キャプチャーとして)紹介する。

the-australian-is-a-racial-ideologist-3.JPG

人間の子供(たぶん、親父と一緒に狩りに出かけた)が、生きている子供カンガルーの両足を持って、車のフロントに頭を叩きつけて、惨殺しているシーンである。たぶん親カンガルーはこの息子の親父に殺され、そのお腹の袋から、子供カンガルーが生きたまま引きずり出され、それを殺しているシーンだ。このような環境で育った子供は、はたして自然の生き物を慈しむ心を持つだろうか...

the-australian-is-a-racial-ideologist-1.JPG

これは、レジャー兼害獣狩りの獲物のクビや腕を切り落として、砂漠に放置しているシーンだ。

the-australian-is-a-racial-ideologist-2.JPG

これは、ハンターが誇らしげに、今日の獲物(豪州では害獣として扱われている)のディンゴと記念の映像である。

さて、捕鯨を野蛮と罵る豪州人であるが、この映像を見たあとで、自分たちがどのように野蛮でないか、聞かせてほしいものである。
この問題は今年1月13日頃、朝日新聞で報じられ、日本のテレビでも取り上げられたが、この映像は、オーストラリア内にかなりも波紋を投げかけ、豪州外相が地元新聞へコメントを寄せたとある。

反捕鯨の活動をしている豪州人も、この映像には驚かされたであろう。上記の映像でディンゴやカンガルーを虐殺しているオーストラリア人は、反捕鯨活動にとっては、獅子身中の虫というやつになるわけである。こういう攻撃の仕方が日本人のセンスとしてフェアかどうかは別として、極めて効果的であった事は事実が証明した。だれが考えたかしらないが、相手の国の新聞の1面に、朴訥な文章の意見広告を出して、更なるヒンシュクをお国の議員よりはよほど賢いと言わざるを得ない。
インターネットによりグローバル化した今日、対日批判を受けている様々な問題に大して、我々は信じるべき自己の「主張」を、相手国の国民に対してダイレクトに展開できる事が裏付けらたのではないかと考える。

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