コバルトブルー

3月 2nd, 2008 Categories: 1.政治・経済

南海の浅瀬の海の色を称する言葉かと思っていたら、ガラスにコバルトを入れると青い色になるので、コバルトブルーなのだそうである。今日、はじめて知った。コバルトブルーとは、こんな色だそうです(ここをクリック

コバルトはwikiによれば、

1737年ゲオルグ・ブラントGeorg Brandtスウェーデン)により発見。コバルトという名称と元素記号は、ドイツ語で地の妖精を意味するコーボルト(Koboldまたはkobalt)に由来する。コバルト鉱物は冶金が困難なため、16世紀頃のドイツでは、コーボルトが坑夫を困らせる為に魔法をかけたものとされていた。

とあり、他の有用な鉱物と一緒に産出されていたが、昔は困難であったようだ。更に、

コバルトが不純物(ケイ酸コバルト)として入ることによって、ガラスなどが青色を呈する。青色の顔料であるコバルトブルーアルミン酸コバルトを主成分としており、陶磁器の着色や絵具などに用いられている。他にも亜鉛とコバルトの複合酸化物は、コバルトグリーンと呼ばれる緑色顔料になるなど、冷色系の顔料の原料として重要である。暖色系でも亜硝酸第二コバルトカリコバルトイエローと呼ばれる黄色の顔料となり、オーレオリンの名前で絵具として使われる。

青系や緑系の色のもとになっていた事がわかる。なんでコバルトの事を調べようと思い至ったかというと、今日の日経のニュース、中国製鋼材に放射性物質混入か、伊当局が捜査開始を読んだからである。

【ローマ1日共同】イタリアの捜査当局は、中国から輸入されたステンレス鋼材に人体に有害な放射性物質コバルト60が含まれていたとして、鋼材約30トンを押収、捜査を開始したと発表した。国営イタリア放送などが1日、伝えた。

という事で、放射性物質とはコバルト60であった事がわかった。更に、

コバルト60は天然には存在しない放射性同位元素で、ガンマ線を放射。工業用や医療用に使われるほか、放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」の原料になるとされる。 (01:04)

な、な、ばんと。「汚い爆弾」の原材料のようなものを混入させたのか?いったいこの爆弾な何?という事で、再度wikiを調べると、

核爆弾の一種で、原子爆弾又は水素爆弾の まわりをコバルトで包んだもの。具体的には、核反応が充分に進行しないうちに核物質が四散して爆発が不完全に終わるのを防ぐ「タンパー」と呼ばれる重金属 の覆いにコバルトを用いる。コバルトの原子量は59であるが、核反応により放出される中性子を取り込んでコバルト60が生成され、これが爆弾の爆発と共に 広範囲にまき散らされる。コバルト60は半減期5.3年でガンマ線を放射するため、コバルト爆弾は放射線兵器となる。中性子爆弾と共にSF第三次世界大戦など核戦争による世界破滅するジャンルでよく使用想定されていたが、中性子爆弾と違って、コバルト爆弾では半減期の長いコバルト60による汚染のため味方にも被害が及び、被災地の占領も困難であるなどの理由で実用性に乏しく、理論上の兵器に終わった。

なんだ、実際につくられた爆弾ではないのか。まったく、ゲキ驚いたじゃないか。日経の記者も、いいかげんにしろよ、 と言いたい。

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