被災地のテレビ復興はBSデジタルで
4月 10th, 2011
Categories: 1.政治・経済
池田信夫氏は震災情報の伝達の為に「VHF帯だけでも停波を延長したほうがいい」と述べています。確かにそういう考え方もありますが、私は今回の大震災を機会として、全国の地上波デジタル化を中断し、特に東日本の被災地へのテレビ復旧は、BSデジタルの地デジ難視聴対策放送で行うのが、もっとも早く、かつ低予算で被災地のテレビを恒久的に復旧させる方法と考えます。
BSデジタルの地デジ難視聴対策放送は、B-CASカードの登録住所によって、難視聴対策放放送を視聴可能にするようなしくみであろうと推測します。
この方法のメリットは、被災地域への視聴を可能とするインフラ工事が一切不要という事です。B_CASのセンター側で、被災地域の視聴を可能にする登録を行うだけであろうと考えます。被災地のユーザー側は、BSのアンテナを設置するだけです。
無意味に税金を浪費する、被災地への地デジ放送網の再構築は止めて、BSデジタルの活用を再考するべきです。被災地にいる視聴者も、これまで通りの地方局の放送より、東京の放送が見れる方が、よほど嬉しいと思います。
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