絶対安全は言う方も信じる方も問題

4月 9th, 2011 Categories: 1.政治・経済

この世に絶対安全なものなど無い事は、普通に分別ある大人なら容易に理解できる事です。たばこを吸うと癌になると医者が言い始めるずっと以前から、未成年者の喫煙が禁じられていたのは、健康に悪い事を誰もが知っていたからです。原発についても同じです。どんなに耐震構造にしたところで、建屋の地面が割れるような地震が起きればどうしようもありません。いや、北朝鮮の工作員か環境テロリストが自爆テロする事だって想定されないわけではありません。

あらゆるリスクを防ぐ事など不可能です。こんな事は、いまどきの中学生でもわかります。つまり「絶対安全」と言った政府と東電は、嘘と知りつつそういったと考えられます。また地元の住民は、嘘と知りつつ「信じる」ふりをしたのだと考えられます。どちらも問題があったのです。

福島第一原発がこのような問題を起こしている一方で、新幹線は、今回の大震災でひとつも脱線しませんでした。なんと地震の9秒前に緊急停止装置が作動していたそうです。高速走行中の地震は脱線事故という最悪の事態を起こす事を厳粛に受け止め、それを回避する為に改善を重ねていたからと考えます。

地震を直視して改善を重ねたJRと、津波を現実の脅威を受け止めなかった東電。どちらも日本の大企業です。

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