運転中の原発の改善案

4月 3rd, 2011 Categories: 1.政治・経済, 2.科学技術

藤沢数希が原発を擁護しています。私もこの意見には賛成ですが、これから新しい原発の建造が政治的に可能かどうかは今のところ不明です。そこで、いま動いている原発が福島第一原発の二の舞にならないようにする為に、どうしたら良いかという事について考えてみました。

1)全停電対策。
  -非常用発電機をビルの上階か屋上へ移動する。適当なビルがなければ、新しく建てる。

  -非常用バッテリーの予備と充電器とそれを動かす小型の発電機を本社で備蓄する。
  -国内で調達可能な電源車の仕様にあわせて、緊急冷却システムの電源プラグや入力電圧を改善する。
  -最終防衛ラインとして、人力発電機というのも検討する。手動回転の発電用ダイナモ(防水設備)を地下に埋め、地上の十字バーを、数十人の屈強な自衛隊員が昼夜回し続ける(中世の奴隷船にそういうシーンがあっただろうか?)というのは可能だと思うのですが。

2)津波対策
  -原発周辺の海岸線100-200キロについて、土地のボーリング調査を行い、地質学的な津波調査を行って、設備が想定するべき津波の大きさを科学的に予測する。
  -津波堤防の高さを増す。但し津波堤防で防げるのは直撃だけであり、回り込みによる津波を防ぐ事はできないと考えるできです。
  -非常用発電機の項目とダブるが、屋外と地下にある重要な設備はすべて、防水かつ津波の威力で破損しないように対策するか、津波の届かないビル上階へ移動する。
  -2次冷却水の取水用ポンプは、常設型設備の他に、手動で仮設できる緊急用の取水系統を用意する。
  -2次冷却水の取水口の海には、津波の引き波でも海水がなくならないように、コンクリートで囲ってプールになるように、地震の後は水門を閉めればプールの水位を維持できるようにする。プールは津波の衝撃で壊れてはいけない。

3)全停電時の非常用冷却対策
  -敷地内の地下に、非常冷却用の真水(純水ではない)のプールを用意する。
  -上記対策にもかかわらず全停電が発生し、非常用バッテリーの最後の1時間が来たら、圧力容器にホウ酸注入して再臨界を抑止する事を非常用マニュアルに明記する。
  -冷却水が不足する場合、消防車のポンプで地下プールの真水を使用できるように改造する。
  -地下プールの真水が足りなくなったら、海水に切り替える。

4)水素爆発への対策
  -圧力容器内で発生した水素を外へ逃がす経路が、建屋内を通らずに外へ出られるように経路を改善する。建屋内に水素がたまらずにどんどん外へ出れば、建屋外で爆発する可能性は低くなる。

原発の設計情報があればもっと具体的な提案ができると思いますが、いま入手できる情報だけで考えると、改善点はこれくらいかと思います。

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3 Responses to “運転中の原発の改善案”

  1. minourat
    4月 4th, 2011 at 02:24
    1

    > 人力発電機というのも検討する。手動回転の発電用ダイナモ(防水設備)を地下に埋め、地上の十字バーを、数十人の屈強な自衛隊員が昼夜回し続ける。

    これは東京都心の電力不足を解消する最良の手段です。 各家庭でこの人力発電機をそなえ、 家族全員で交代しながらまわします。

  2. bobby
    4月 4th, 2011 at 13:10
    2

    minouratさん

    家庭用なら自転車タイプが良いですね。家族で楽しく発電できる3座とか4座タイプもいけるかと思います。ダイエットしながら発電して家計費(電気代)を下げられるのだから、最高です。普及しないかな。

  3. 5月 6th, 2011 at 09:00
    3

    原発事故を防ぐには、まず、福島の事故を徹低的に検証する事だ同じことが、又起こる可能性がある、チエルノイブル事故、スリマイル事故から日本は、何も学んでいない様に思える、国の事務系のお役人さんの天下り、であるから、知識がなく、即対応が出来ない現状だ、何の為の高給とりか、原発を運営して行くには、害毒である、組織のあり方から検証する必要がある、技術的に言えば安全技術を確立し全国の原発をチェツクする必要がある、ベントと呼ばれる格納器の圧力の逃がし弁、放射能が飛び散らない様安全弁として機能する様設計するべきだ、外部電源が断たれ時でも、外部からホースを繫げれば、冷やす事が出来る様、配管に接続部を設けるべきだ、現在浜松の原発が問題になつているが、ポイント外れの対応をしても、何にもならない、地震、津波が来る時には、来る、格納器が流されない限り、爆発が起きない限り、多少の被害は、あつても、大事には至らないだろう、大事な事は、即応的に、アフターフォローが出来るかどうかである、

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