首相は現地へ行くべきである

4月 3rd, 2011 Categories: 1.政治・経済

菅首相が被災地を訪問する事について、ブログやtwitterでは批判が多いようです。首相が動くと、警護の自衛隊や現地の役人などの作業の優先順位に大きな影響が出て、一刻を争う作業が後手にまわるから、という点が批判の対象になっています。

首相「復興」掲げ被災地入り 被災者「今後の生活心配」

しかしながら私は、一般論として述べると、問題が大きければ大きいほど、トップは現地へ行き、自分の五感で状況確認するべきであると考えます。なぜなら、官邸にいる首相が受取る情報は、いくつもの組織の人の手を介しており、情報の精度や信頼性の問題があるからです。あとになって、「私は聞いていなかった」では済まされません。

また、これも一般論ですが、政府のような大きな組織では、本来は首相に下にある役所の官僚は、えてして自分の都合の良いように首相を動かそうとし、情報操作もします。これを防いで、首相が下部組織を「使う」為には、下への牽制として、現地で情報を確認して、受取っている状況と比較する事が必要です。

トップには多くの権限がある反面、それに比例して大きな責任があります。その責任をまっとうする為にも、受取る情報の信頼性を自分で担保する必要があります。

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