もしも三陸漁村を再興するなら

4月 2nd, 2011 Categories: 1.政治・経済

大前研一氏は、津波が来ると分かっている漁村の海辺(海抜数メートル)に街を再興するべきではないと述べています。これは一理有る。三陸では前回のチリ地震の津波では大丈夫だった家が、今回の津波では流されてしまった。今回大丈夫だった丘も、次回は津波が押し寄せるかもしれません。明治三陸地震の津波は、38メートルの岬のてっぺんを乗り越えた(津波の高さが38メートルでは無い事に注意)そうです。

しかし、非合理的なのが人の特徴。そうでなければ三陸の海辺の人たちは、何百年も前に山の上に街を移していたでしょう。また、先祖の土地に住み続けたいという人も多いのではないでしょうか。そこで、海辺に住み続けて、しかも津波に対応できる手段というのを考えてみました。

ズバリ、海辺の耐震高層マンションです。

どれくらいの高さまでが水没するかどうかわかりませんので、とりあえず10階くらいまでは商業エリアや駐車場などの非居住スペースにして、そこから上に住むようにすれば良いのではないでしょうか。

平地の低層住宅は作れないように法律で規制し、マンションが嫌な人は高台へ移転させるしかないでしょうね。

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4 Responses to “もしも三陸漁村を再興するなら”

  1. 4月 3rd, 2011 at 04:05
    1

     耐震高層マンションはお金の問題が大きいでしょうね。
     たいてい数千万円レベルになるでしょう。
     一方、平地の低層住宅では、作り方にもよりますが、数百万円でも可能でしょう。
     そういう選択肢があったとして、三陸の海辺の人たちはどちらに住むでしょうか。耐震高層マンションに住めるだけの資金があるでしょうか。

  2. bobby
    4月 3rd, 2011 at 08:53
    2

    乙川乙彦さん

    コメント有難うございます。高層マンションも、作り方によって建設費用はそれほど高くならないでしょう。以下にその方法を示します。

    1)スケルトン式で引き渡す。(中国では一般的なコンクリート打ちっぱなしで、まったく内装していない状態)

    2)既に過疎化が進行している事を考え、30平米の1LDKなど、小さな間取りの部屋を増やす。(不動産の高い東京都心や香港ではいくらでもある)

    3)政府が地方自治体へお金を貸して、村や町の公営住宅として建設し、津波危険地域にある居住地の土地と交換できるようにする。

    4)低層1-9階の商業エリア(お店や事務所)の収入で、住宅層のコストをなるべく圧縮できるようにする。

    5)更に建設費用を安くする為に、公営住宅は耐震を含む基本設計だけ日本の大手がやり、建設は、中国を含む国外の建築会社を招いて競争入札にする。

    などです。ちなみに中国・華南の地方都市では、普通の高層マンション販売価格は(耐震建築ではないが、)スケルトンで5-8万円/平米が一般的です。

  3. yajikita
    4月 4th, 2011 at 14:21
    3

    御無沙汰しております。土地は国が地上げして、建物は義捐金などを充てれば少しはたしになるのでないでしょうか。高層建築部分には役所、公民館など公共施設を入れればいいかと思います。実際に釜石市では津波避難ビルがあって実際に活用されました。「被災地発:釜石市の「津波避難ビル」に住民は逃げていた」http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110401/546745/

  4. bobby
    4月 4th, 2011 at 14:30
    4

    yajikitaさん

    ご無沙汰しています。津波避難ビルというのもあるのですね。

    小規模な漁村が多ければ、広域で再度の町村合併して、居住者をなるべく一箇所へ集めれば、効率よく高層ビルへ住民を集められると思います。陸の孤島も多かったと聞きますし、これを機会にしてはどうかなと。

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