地上波テレビは没落しているのか?

1月 16th, 2008 Categories: 1.政治・経済

日本の若者の地上波テレビ離れが進んでいると、朝鮮日報が伝えている。

日本の若者たちがテレビから遠ざかる現象が深刻化し、テレビの視聴率が急落している。日本のメディアはこれを「テレビ離れ」と表現し、「狭まる包囲網」「テレビ局の崩壊」などとして、危機意識を煽っている。

朝日新聞によると、昨年の日本の地上波テレビ番組で、最高視聴率が40%を超えたものは一つもなかったという。また、30%を超えたのも7回に過ぎなかっ た。30%以上の視聴率を記録した回数が一ケタにとどまったのは史上初めてのことだ。同紙は「地上波放送の黄金時代だった1979年には、最高視聴率が 30%を超えた回数は1864回に上った」と報じた。一方、ゴールデンタイム(夜7時から9時ごろ)の全世帯の視聴率(テレビを視聴する世帯が全世帯に占 める比率)も、この20年で6%下がった。

視聴率が下がっている事を問題視している。ところでこの視聴率は、ビデオリサーチという会社が調査している。視聴率調査方法はwikiによれば、

会社設立当初は、社員が無作為に選んだ家庭に直接伺い、視聴した番組や時間を聞き込む方法をとっていたが、後に無作為に選んだ家庭に視聴率調査用の 装置を設置し、その装置で一定時間に視聴しているチャンネルを記録、電話回線を通じてビデオリサーチ社に送信される方法に変わった。なお、装置の詳細や調 査対象となる家庭の選出方法などは非公開(対象家庭は無作為に選ばれる)となっており、調査終了後も調査方法について秘匿するよう誓約させている。

視聴率調査用の 装置をお茶の間のテレビに設置して自動計測・自動送信しているのであろう。ところで「日本の若者たち」の間で最近普及しているTVチューナー付きパソコンによるテレビ視聴は、この調査にカウントされているのだろうか?考えてみれば、視聴率調査装置というものは、パソコンにつけるのは難しいかもしれない。特にノートパソコンは、移動できるので、いろいろと難しい面があるだろう。パソコンに準じるロケフリ系の視聴や、デジタルHDDによる録画視聴も含まれて居ないだろう。乗り物の中で視聴できるワンセグだって含まれて居ないはずだ。こう考えると、多様な視聴方法が広く普及している若い世代の視聴率が、ビデオリサーチの調査結果に含まれて居ないので、見た目に、若者のテレビ離れという現象になるのだと考える事ができないか。

なお、この件について朝鮮日報の記事の中で、更に日経新聞の意見を紹介している。

これについて日本経済新聞は、人材やコンテンツの不足、財源の問題などで番組が粗雑になったことに加え、ゲーム、インターネット、携帯電話、ケーブルテレ ビなど、若者が興味を感じるアイテムやメディアが急速に普及したため、と分析した。また、テレビをつけたままゲームをすることが多いため、テレビを見る時 間とは関係なく、テレビの影響力が低下していることも、大きな時代の変化として指摘されている。なお、日本では2000年代に入り、全国的に話題になるよ うなドラマや歌番組は珍しくなった。

いかにも説得力があるのだが、原因が拡散し過ぎていて、証明するのが極めて困難である。

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