土俵際の根性

9月 18th, 2007 Categories: 1.政治・経済

表題の内容から朝青龍の話かと思われたかもしれませんが、今日はF1レースを沸かせているマクラーレンのスパイ容疑の話題についてです。

マクラーレンは2人のドライバーが好調で、今期はコントラクターズ・チャンピオンショップを独走していました。ところがフェラーリから大変な物言いがつきました。マクラーレンはフェラーリの技術情報を不当に使用していたというのです。審議の後で、FIAはマクラーレンに黒星をつけ、今期のコントラクターズ・ポイントを全て無効にし、1億ドルというとほうもない罰金を課しました。

この土壇場の土俵際で、マクラーレンの代表者であるロン・デニスは、、「フェラーリの情報が従業員の家にあったこと自体は否定していない。だが問題となるのはそれが使用されたかどうかであり、その使用については証明されていない」とコメントしているそうです。

欧州人は一筋縄でいかないタフ・ネゴシエーターですねぇ。というか、考えてみれば中国人も韓国人も、自らの国の利益の為には、胸を張って黒を白というお方ばかりです。良い悪いは別にして、困難な交渉事でも粘り強く行って、すこしでも自分に有利な裁定を導き出す努力は必要かと思います。

ところが我国。従業員の家から競合会社の機密情報が出てきた時点で、社長以下お偉いさん連中が雁首そろえてカメラの前で土下座して無条件降伏状態でしょう。民間企業ならこれで良いかもしれませんが、政治家までこうでは他国との政治交渉なんて100万年早いでしょう。

我国の首相はじめ政治家の方々には、ロン・デニス氏の爪の垢を煎じて薬にしてほしいものです。

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