北極の氷が全部溶けても

北極の氷はすべて海に浮いている。地球がどんどん温暖化して、海水温度が上昇すると、北極の氷が解ける。すると海面は上昇すると聞かされているが、それは本当か?

居酒屋で知り合いと飲んでいた時に、地球温暖化が話題になった。同席していた知人が、TVから仕入れた知識を披露して、北極の氷が全部解けても、海水の高さは今と変わらないと言い出した。

ええっ!だっていろんなメディアで、極の氷が解けたら、海水面が上昇して、たくさんの島や陸地が水没するといってるじゃないですか。

しかし、彼の説明は明快!コップに氷と水(コップのふちスレスレまで)を入れる。氷が溶けたときに、コップの水はあふれないだろう、と。

なるほど。言われてみれば確かに、そんな理科の実験があったかもしれない。そこで、自分で実験してみた。結果は、知人の説明する通りで、水は溢れませんでした。

極の氷が溶ける = 海面上昇

は、非常に直感的で分かり易い説明だったが、嘘の説明ではしかたがない。なぜマスコミは、このように誤った情報を人々に印象付けるような事をするのだろうか?広告主様である産業界と結託して、「地球にやさしい」商品を売りつける為の誘導手段なのか?

【実験の説明】

まずは氷を用意。冷蔵庫に氷が無いので、適当な大きさの氷を自分で作成。それをロックグラスへ入れて、水をスレスレまで入れます。

p1000395.JPGp1000392.JPG

下記は水の上に浮く氷です。氷のほとんどの部分は水の中に沈んでいます。

p1000398.JPGp1000397.JPG

15分くらいで、だいぶ小さくなりました。でも、コップの水は溢れていません。

p1000404.JPGp1000400.JPG

30分以上経って、氷は全て溶けましたが、コップの水はまったく溢れませんでした。

p1000406.JPGp1000409.JPG

上記の写真は、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。でも簡単な実験なので、あなたも自宅でやってみてください。

Facebook Comments
Tags:

49 Responses to “北極の氷が全部溶けても”

  1. Jin
    5月 1st, 2007 at 17:43
    1

    でも地上にある氷が解けて海に流れたら、全体の海の水の量は増えるんじゃないですか?
    北極の場合には海水の上に氷自体が浮かんでいるので、解け出しても大きな海面上昇にはならないけど、南極は大陸の上に積もるように載ってる(平均で2450メートルらしい)ので、氷が溶けるとその量の分だけ海面が上昇します。

  2. bobby
    5月 1st, 2007 at 23:27
    2

    >Jinさん
    早速のコメントありがとうございます。たぶん、そのような突っ込みが最初にくるだろうと予想していました。もし溶ければ、そうなると思います。しかし、Jinさんへの答えとしては、南極大陸の陸上にある氷は現在、溶けているのではなくて、逆に成長しているという事です。(いま南極で溶けている氷は、海上に浮いている棚氷で、溶けても北極の氷と効果は変同じ)

    【参考】
    http://www.xeriscape-jp.org/column/t0407.html
    2002年1月発行の『サイエンス』誌は、氷床の新しい測定(前述のレーダー高度計)によって、西南極大陸の氷の厚みが増大していることが判明したと報じている。

  3. Jin
    5月 2nd, 2007 at 08:24
    3

    ご返答ありがとうございます。
    教えていただいた記事を拝見しました。
    サイエンスの報告知りませんでした。しかし記事にはあくまで「衛星データの研究は最近の3~4年間に限られ、また、氷床全体がカバーされるとは限らない」という注意書きもありますよね?
    地球温暖化の影響で、局地的には氷床はより厚くなるとも言ってます。
    ということで、確かにBobbyさんが言うように「極の氷が溶ける = 海面上昇」ではないかも知れないですが(言い切れない。あくまで予測。環境問題は人類の大いなる科学実験と言われている)、キリバスのように、海面上昇によって実際に住むところを奪われた人たちがいるのも事実な訳で、「誤った情報」と断言するのはどうなのでしょうか?
    環境破壊に関する報道は、広告主のためのものではなくて、現実に人類の直面する解決し難い大問題だということは周知の事実です。それに私は技術で環境問題が解決できるなら、その企業が儲かっても全然OKだと思います。

  4. bobby
    5月 2nd, 2007 at 10:53
    4

    >Jinさん
    政府や企業は、極の氷が解ける=海面上昇 というイメージをしきりに売り込んでいるようです。これは大衆に判りやすい。しかしあくまでイメージにすぎない。私がやったように、誰でも簡単な実験で反駁できます。国交省を含め、いろいろなサイトをよく読めば、地球温暖化で何故に海面が上昇するのか、まだ誰もメカニズムを解き明かしていません。人間活動の結果かどうかすら証明されていません。しかしその事実は、巧妙に大衆から隠されている。その結果、現段階では仮設でしかない「人間活動の結果による炭酸ガスの大気放出を抑える」商品が市場に氾濫しているという訳です。

  5. 5月 3rd, 2007 at 00:16
    5

    これって、ものすごくシンプルな「アルキメデスの原理」ですよね。

    いずれにせよ、何か特定の変動要因(になりえる要素)と温暖化現象の因果関係をシミュレートするためには、同時に、めっっっちゃくちゃ多くの条件をあらかじめ固定しておくか、あるいは適当に見積もって計算しておく必要があるんで、そうである限りは「それってさじ加減じゃん」という印象は拭えないし、その対象が大きいだけに信用するに足らないという側面はあるんじゃないでしょうか。個人的には、地球温暖化等にもとづくエコ思想というのは、キリスト教と科学の歴史が生み出した、ニュータイプ・ヨーロッパの新しい”宗教”なんだろうと考えています。

  6. jhs
    5月 11th, 2007 at 08:23
    6

    過去の冷却時に海面が下降して、温暖時には海面は上昇してました

  7. R
    5月 11th, 2007 at 08:45
    7

    北極の氷が融けるってことは、グリーンランドの氷床もなくなるって事では。
    もし、グリーンランドの氷床が全て融けたなら、7mくらいの海面上昇が起こる計算とのこと(参考1を参照願います)。
    しかも実際に融け始めている模様です(参考2を参照願います)
    これ以外の氷河も融けるでしょうから、一概にデタラメとは言い切れないと思います。

    参考1
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

    参考2
    http://www.afpbb.com/article/1561643

  8. L
    5月 11th, 2007 at 10:15
    8

     平らな氷ではなくて、氷の山を作って、溶かしたらどうなるでしょう?

  9. hiko
    5月 11th, 2007 at 11:28
    9

    なんとなくですが、海の水が温暖化によって大きく膨張する事によって海面が上昇するんではないかと思いました。

  10. moomin
    5月 11th, 2007 at 13:03
    10

    氷が浮いているのではなく、海底に接している場合は
    海上に出ている体積分、水面が上昇します。

  11. L
    5月 11th, 2007 at 14:16
    11

     先のMoominさんのコメント、「氷が浮いているのではなく、海底に接している場合は海上に出ている体積分、水面が上昇する」私の書きたかったことです。
    (思ってることと表記内容にずれがあって、自分でもニガイです。失礼しました!!)

  12. bobby
    5月 11th, 2007 at 14:35
    12

    >>Jhsさん
    >冷却時に海面が下降して、温暖時には海面は上昇
    現象を観察すると、そのような因果関係がみとめられると思います。それを否定はしていません。その理由が問題ですね。それが大きな自然現象の結果であり、人間が排出する温暖化ガスの影響を遥かにしのぐ(焼け石に水程度)なら、いまの環境政策や環境商品に注ぐ人々のエネルギーには意味は、ただの自己満足くらいの意味しか無い事になりますね。

    >>Lさん
    >氷の山を作って、溶かしたらどうなるでしょう
    南極の陸地の氷が融ければ海面は上昇するでしょう。現在の温暖化では、南極の陸地の氷は融けているのではなく、厚みを増しているという報告があります。

    >>Hikoさん
    >海の水が温暖化によって大きく膨張する事によって海面が上昇する
    そのような記述が、国交省のサイトにありました。それは合理的に説明する有力な仮説のひとつではないかと思われます。少なくとも、北極の氷が解けるより、もっともらしいと私も思います。

    >>Moominさん
    >海底に接している場合は海上に出ている体積分、水面が上昇します。
    北極の氷は、海底に接していないと思います。間違っていたらご指摘ください。南極の沿岸で水深の浅いところでは、海底に接していると思いますが、多くの場所では毎年夏場に沖へ移動して消失するので、残りの氷が解けて、地球規模でインパクトを与えるほどの水量を得られるでしょうか?

  13. ayo
    5月 11th, 2007 at 15:20
    13

    Bobbyさん
    >地球温暖化で何故に海面が上昇するのか、まだ誰もメカニズムを解き明かしていません。人間活動の結果かどうかすら証明されていません。

    以下のメカニズムはどうでしょうか。矛盾がありましたら指摘してください。

    産業革命以後、化石燃料の燃焼による二酸化炭素放出量の増加、森林の破壊による二酸化炭素吸収量の減少により大気中の二酸化炭素濃度が上昇

    二酸化炭素の持つ温室効果により気温が上昇

    南極、グリーンランドの氷床や世界各地の氷河が溶け、海面が上昇

    >極の氷が解ける=海面上昇は誤り
    「北極海の氷が解ける=海面上昇」ならば誤りといえますが、
    「極の氷が解ける=海面上昇」なら上のメカニズムで説明できます。

    >南極の氷の厚みは増している
    一地点の厚みが増したからといって、全体の厚みが増したような表現はいかがなものかと思いますが。

    >人間活動の結果による炭酸ガスの大気放出は仮説であり、自然現象による変動の比ではない
    どう考えても事実だと思いますが。
    過去40万年の大気中二酸化炭素濃度の変化
    二酸化炭素の放出源がほかにありますか?
    きつい口調で申し訳ありません。

    Hikoさん
    平均海水温が仮に10度として、11度に上昇すれば海水の膨張により海面が38cm上昇します。

    Moominさん
    氷山は氷河が海に流れ出してできるので、海底に接するほど大きなものはありません。

  14. bobby
    5月 11th, 2007 at 15:32
    14

    >>Makioさん
    >これって、ものすごくシンプルな「アルキメデスの原理」ですよね
    (コメントがスパムフォルダで保留になっていました。気が付かずにすみませんでした。)そうなんですよ。(詳しくは下記、ウィキペディアのサイトを参照下さい)

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86

    >キリスト教と科学の歴史が生み出した、ニュータイプ・ヨーロッパの新しい”宗教”

    少なくとも、現代科学が(まだ)苦手としている分野である事は間違いないですね。

  15. bobby
    5月 11th, 2007 at 17:44
    15

    >Ayoさん

    現在の海面上層幅から、想定される海面上昇幅を引いた差で、必要とされる氷の総体積が求められます。現在の(氷が解ける対象となる場所における)温度上昇により余分に失われている氷の量が、この総体積と一致するかどうかの証明が必要です。この問題をうまく説明できたとして、次の問題があります。

    陸上の氷が融けて海へ到達するまでには、かなりの時間的ギャップが存在すると思われます。陸上で融けた氷は、まずは、水蒸気として空の雲となり雨として陸上へ落ちて地中へ浸透するか、そのまま地中に浸透します。そのまま長期間地中に留まります。即時または短期間に海へ到達して海へ流出する量はほんの一部分であると考えられます。ですので、今年の温度上昇により融けた水は、普通に考えれば数十年先の海面上昇に関係すると考えても良いわけです。

    >人間活動の結果による炭酸ガスの大気放出は仮説であり、自然現象による変動
    >の比ではない
    >どう考えても事実だと思いますが。

    地球の歴史をもう少し長いスパンで見てください。この5億年の間に、地球は何回も高温期と氷河期を繰り返しています。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F
    過去の地球の高温期にくらべて、現在はむしろ温度が低いのです。

    >過去40万年の大気中二酸化炭素濃度の変化
    この図には、素人でもわかる簡単かつ大きな欺瞞があると思います。たとえて言うならば、数千年単位で平準化された平均気温の図の最後に、1年単位の平均気温を継ぎ足したようなものです。明らかに、恣意的な図です、(実際は平均ではないのですが、こちらのほうがわかりやすい説明かと…)

    >二酸化炭素の放出源がほかにありますか?
    あります、あります。大規模な火山の噴火は、恐るべき量の二酸化炭素を大気中に放出します。大規模な山火事は、毎年のように北米や東南アジアで起こります。海中には、これまた恐るべき量の酸素と二酸化炭素が溶けていて、大気中へ放出したり、海水へ戻ったりしています。そして最後に、炭酸ガスの10倍の温室効果を持つというメタンガスが、日本の近海や、ロシアあたりに、メタンハイドレートとして存在しており、時折大量に大気へ放出されています。それ以外にも、沼や川から放出されるメタン、牛や羊のゲップで放出されるメタンもかなりインパクトがあると聞いた事がありますね。とにかく地球の自然環境は、人類が輩出する炭酸ガスをはるかに凌駕する量を保持しているという事です。ただし、これを量的に求めるのは、かなりしんどいと思います。

  16. jhs
    5月 11th, 2007 at 17:59
    16

    IPCCの最新レポートには、南極大陸の氷が溶けていることによる
    海面上昇はあるとされています
    すでに現在、海面は上昇しているとしています
    IPCCレポートでは自然現象だけでは現在の温暖化は説明できないとされています
    データの数も豊富で、これが仮説で信用できないというのなら、
    医学で100個のマウスで実験しているのは統計的に実験数が足りなく、
    現代医学は宗教であるといってるといってるようなもんだと個人的に思っています
    100個のマウスを飼うのは大変ですよ

    また、動物実験を減らすためにコンピュータ・シミュレーションも導入されていて
    結構信用できるもんだとおもいます

    さらに新薬とかは動物実験後に人間で実験するのですが
    人間で100の実験体を集めるのはまた大変です

    仮説で信用できなくエコ商品をひはんするのなら、薬は市場に出回らなくなります

  17. jhs
    5月 11th, 2007 at 18:44
    17

    また、仮説であるから対策をとらなくてもいいという考えには反対です

    かつて、水俣病のときには、データ数が足りないとか、水銀で水俣病は説明できない
    とかの説明が特に新日本窒素肥料および日本化学工業協会など企業側がら猛烈な反対が
    でました
    そのときも、有毒アミン説など、非水銀説がだされたんですね
    国や会社は責任は認めずなかなか対策がとられませんでした

    その結果、たくさんの人が水俣病にかかりました

    海面上昇により、たくさんの人が住みかをおわれると予想されるのなら、対策をとるべきだと考えます

  18. bobby
    5月 11th, 2007 at 22:47
    18

    >>Jhsさん

    ご指摘のIPCCレポート(原文でなく日本語部分です)を読んでみましょう。このレポートはあちこちで引用されていますが、日本の新聞は誇張した訳が多いのでも有名です。

    人為的な温暖化ガス放出の気候への影響について、very high confidence(at least a 9 out of 10 chance of being correct;)。これは「この仮説にはかなり自信があるよ、10のうち9は合っていると思うよ」という内容でしょう。

    >海面上昇はあるとされています
    山岳氷河、グリーンランド、南極などの氷の変化と海水面の上昇について、グリーンランドと南極の氷の減少が、1993-2003の海水面上昇速度の原因の一部になった(90%確実)。90%はVery likely > 90%, これを「ある」と訳すのは間違っていますね。「高い可能性でそうだと思う」くらいに訳すのが妥当と思います。また、最後に「これが長期的な変動を示すものであるか、それとも短期的な変動なのか、不確実。」とも言っています。

    また、四つの要素、熱膨張、山岳氷河雪冠、グリーンランド、南極、の合計が、以上の総合と一致しない理由は、後日調査が必要、というのも興味があります。

    融けた陸地の氷の総量が、海面上昇と一致していないと、レポートで報告されています。これはむしろ、私の先の(下記)コメントを強化するような内容との印象が強いと感じるのですが如何でしょうか。

    >現在の海面上層幅から、想定される海面上昇幅を引いた差で、必要とされる氷の
    >総体積が求められます。現在の(氷が解ける対象となる場所における)温度上昇
    >により余分に失われている氷の量が、この総体積と一致するかどうかの証明が必
    >要です。

    南極の(陸地の)氷について、片方で氷の減少といいながら、以下に引用するように増加するという記述もあります。「*南極の氷は、温度が低いために、降雪が増える分、増加する。」

    このIPCCレポートをもって、「ほら、陸上の氷が融けたから海面上昇が起こっている」と決め付けるのは難しいと思います。

    >また、仮説であるから対策をとらなくてもいいという考えには反対です
    間違った理由に飛びついて、それで安心している方が、最終的にはより大規模な災厄を招くかもしれないとは思いませんか。

    >かつて、水俣病のときには、データ数が足りないとか、水銀で水俣病は説明でき
    >ないとかの説明が特に新日本窒素肥料および日本化学工業協会など企業側がら猛
    >烈な反対が
    水俣病の時と違い、世界中の様々な研究機関が調査しています。それでも、明確な理由をまだ究明できていません。一企業の例とは一緒になりませんね。

    ところで青森では、弥生時代の水田跡が発見されています。今のように寒さに強い品種改良種でもなく、原始的な稲であった事を考えると、当時の気温はいまよりずっと高かったと考える仮説があります。ご参考までに。

  19. jhs
    5月 12th, 2007 at 00:10
    19

    弥生時代と比べると
    現在では失い物は大きすぎます
    海面が上昇すると、堤防は簡単に破壊されます

    日経新聞
    温暖化で海面が1メートル上昇すると、東京や大阪など沿岸域を中心に、2400平方キロ、約410万人が浸水の被害を受ける可能性がある。とか、西日本地域でのコメの収穫量が最高4割減少する。といった深刻な事態が書かれている。

    極の氷が解ける=海面上昇
    を批判していましたが
    海面上昇をしらせないほうがよっぽど非難すべきにあたりませんか?
    また、極の氷が溶ける = 海面上昇
    はうその説明ではなく、南極の氷が溶けるので正しい説明です
    アルキメデスで説明しようとするほうがどうかと思いますが

    また、あなたがおっしゃってるように氷が溶けたのは時間的なギャップにより海面上昇が現れるので、今、温暖化をとめても、まだ、海面が上昇する余地があり、私はさらに問題だと思います

  20. jhs
    5月 12th, 2007 at 00:38
    20

    >海面上昇はあるとされています
    >山岳氷河、グリーンランド、南極などの氷の変化と海水面の上昇について、グリーンラン>ドと南極の氷の減少が、1993-2003の海水面上昇速度の原因の一部になった(9>0%確実)。90%はVery likely > 90%, これを「ある」と訳すのは間違っていますね

    原因と現象を区別する必要があると思います
    なんのことをいってるのかわかる人にはわかると思いますが

    日本の新聞は紙面が限られているのでおっしゃるとり、部分的な被害の状況しか報道できないので注意が必要ですね

  21. Tackie
    5月 12th, 2007 at 00:45
    21

    おもしろい談議ですね。

    簡単な実験では、コップ上の表面張力を考えずにはいられず、あまり参考になりませんでしたが、とにかく、温暖化も海面上昇も科学的根拠はいまのところ乏しいのが現実なんでしょうね。

    個人的には、海面上昇への影響力はないと考えていますが、オランダのような都市を考えると、真剣にならざるを得ないですよね。

  22. sycamore
    5月 12th, 2007 at 03:35
    22

    通りがかりの科学者(?)です。たしか海水の膨張が海面上昇の主な原因だと考えられていると思います。それと北極はともかく南極の氷は陸に乗っかっているので、重い氷が融けてなくなると大陸自体も上昇することが想定されますから、これもそう簡単には定量的にいえませんが、海面上昇の要因になると思います。
    しかし、いろんなことに疑問をもって、自分で試してみるというのは大事なことのように思います。

  23. bobby
    5月 12th, 2007 at 09:38
    23

    >Jhsさん
    >>弥生時代と比べると現在では失い物は大きすぎます
    地球温暖化を警告する多くの報告や資料では、最近の温度上昇は「異常」であり、この数千年とか数万年単位で「なかった事」だと表現しているものがあります。それに対して、たった2千数百年前の日本で、「今より温度がかなり高かったかもしれない」事を示す遺跡跡があります。つまり、過去数万年の地球温度についても、我々がもっている資料は、かならずしも精度が高いとはいえないかもしれません。

  24. bobby
    5月 13th, 2007 at 23:14
    24

    地球温暖化による影響として、台風も増えているとの事ですが、本当でしょうか?

    下記サイトで2000年から2006年までの台風発生を月毎の分布で見てみましょう。
    http://www.okinawan.jp/typhoon.htm

    ダントツで多かった2004年の29(そして綺麗な目ができる大きな台風が多かった!)を除くと、去年も一昨年を23で、2000年と同じです。

    大気温度は上昇しても、極の氷が融けて冷たい真水が大量に海水に流れ込む影響(デイ・アフター・トゥモロー効果?)で、海水温度がおもったほど上がらなかったとか...

    今年の台風はどうなるのでしょうか?

  25. hiko
    5月 14th, 2007 at 10:15
    25

    ayoさん bobbyさん

    膨張の件、ご教示有り難う御座いました。
    原因はハッキリしないもの温暖化していることは確かなんでやれる事を個人個人で
    やれれば良いですね。
    私は車を使うことを極力避ける事、シャーワーを出しっぱなしにしない事、包材使用を断る事、リサイクル品の購入等、月並みではありますが個人レベルで出来ることをやってます。
    他に個人レベルで行える少しでも温暖化を遅らせる事が可能な活動があれば教えてください。
    宜しくお願いします。

  26. bobby
    5月 14th, 2007 at 15:36
    26

    >Hikoさん

    このように地球的な規模で展開している、原因不明の自然現象への対応を、個人レベルで行うかどうかは、まさに個人的な問題(ポリシー)といえると思います。

    それを前提として考えれば、消極的な対応としては、節約(車を持たない、車に乗らない、不要な外出や旅行をしない、不要なものを買わない、消費を伴う贅沢をしない、捨てない、節電、節水...)につきるのではないでしょうか。これは既に、Hikoさんがご指摘ですね。

    ほかに積極的な対応としては、自分も科学者としてこの問題に取り組む、ブログなどのインターネットメディアで、目先の政治的な動きや産業界主導の動きを制して、根本的な原因を探ってみんなに情報をオープンにするように世論を作る事も、我々のような個人にできる事じゃないかとも思います。

    もちろん、私のブログにそのような大それた思惑がある訳ではありませんが。

  27. hiko
    5月 16th, 2007 at 11:23
    27

    bobbyさん

    有り難う御座いました。

    新しい情報等あればブログで公開してください。

    また見に来ます。

  28. Trebor
    6月 7th, 2007 at 08:38
    28

    昨夜の日テレの仰天ニュースでも
    「温暖化により氷が解けて島が消える」
    とか言っておりました。
    困ったものだ。
    確かにグリーンランドの氷床が全部解けるような事態となったら水位が上昇するかもしれません。
    でもちょっと待ってくださいよ。
    そこまで温暖化が進んだらそもそも海水の蒸発もかなりのものと思いますが?
    そもそも温暖化と言うのは先の氷河期から間氷期に向かう惑星規模の現象じゃありませんか?
    両極に氷があると言う状態はまだ氷河期から脱していないと言う説もあります。
    国とか自分の土地とかって人間は勝手に地表を区切っているから困るのであって、動物は気象の変化に伴い
    移動すればいいだけ。
    結局人間が一番おろかなのではと思います。

  29. Nature
    8月 2nd, 2007 at 16:14
    29

    この実験を「食塩水」でやってみて下さい。
    違う結果が出ると思いますよ。

  30. aitieiji
    8月 16th, 2007 at 21:28
    30

    北極の氷が徐々に解けだしたら、一部の海水温が下がり、逆に
    ヨーロッパ北部等は気温が低下するとテレビ番組で聞いたことがありますが真実でしょうか?

  31. Arctic Ocean
    8月 19th, 2007 at 01:57
    31

    aitieijiさん、
    「北極の氷が徐々に解けだしたら、一部の海水温が下がり、逆に
    ヨーロッパ北部等は気温が低下」になるとは必ずしもいえません。
    深層水が形成されるためには、海が大気から冷やされなければならないのです。グリーンランドの東では、北緯80度でも、凍らない海になっています。つまり、極寒の極地で海面が露出していることが深層水形成の条件です。海氷に覆われていれば、海氷は東北の「かまくら」のように断熱材の役割を果たします。海氷に覆われていれば深層水は出来ないのです。
    もし、北極海の海氷がなくなっていけば、表面の水の沈み込みは北極海で始まります。現在、深層にまでは達していませんが、これまで50m程しか沈み込まなかったものが、100m以上沈み込むようになっています。

    映画でも紹介された、寒冷化は、氷期の最後の変化であり、温暖期(正確には間氷期)の変化ではないのです。ベーリング海峡で11000年前北極海とベ-リング海、太平洋が繋がってから、このような変化は起こっていません。

    今、早急に知ったほうが良い事は、温暖期(間氷期)の変化です。
    温暖化が注目を集める中、温暖期(間氷期)から氷期に戻る条件は何か、知る事も大事だと思います。そのためには、予測結果を鵜呑みにすることなく、現実の、足もとの地球を知る事が大事です。

    北極海の海氷減少の値はおろか、減ってゆく空間パターンが現実と予測モデルでは違います。つまり、予測モデルは、メカニズムを十分説明していないのです。

    数値に踊らされてはならないと思います。大事な事は、メカニズムを知る事と思います。そして、その果てには、何が起こるのかです。

  32. neco
    8月 27th, 2007 at 15:27
    32

    bobbyさん みなさん

    bobbyさんのエントリとみなさんのコメント、大変興味深く読ませていただきました。
    メディアリテラシーとともに、サイエンスリテラシーも身に付けなくてはいけないと思う今日この頃。
    色々本やネット上の情報も探してみます。IPCCの報告もついつい日本のメディアを通じて情報を得ていたので、皆さんのコメントを読んでやっぱりできるだけ元の情報にあたらないといけないのだなぁと改めて思いました。

  33. bobby
    8月 28th, 2007 at 16:39
    33

    IPCCの報告にある数値を伴う観測結果は事実として尊重すべきと思います。しかしながら、その数値に基づく推論については、しょせん既存の知識の中での推量にすきないでしょう。

    地球温暖化は人間にとって未知のメカニズムである事を、もっと認識すべきではないかと思います。

  34. Chobi
    10月 5th, 2007 at 14:32
    34

    地球温暖化で、人間が住める地球環境がいつまで続くかが非常に心配です。気温45度以上になり、大型台風が頻繁に襲来し、汚水がはびこり、伝染病が蔓延し、社会的な生産活動がストップし、生き延びるための略奪がはじまり・・・。そんな世の中になっていきそうで、不安です。

  35. bobby
    11月 25th, 2007 at 01:36
    35

    地球温暖化が叫ばれていて、主観的には台風が多くなっているようですが、実際のところ、台風は増えていません。嘘だと思ったら、下記URLを参照してください。

    http://www.okinawan.jp/typhoon.htm

    それよりもナニーニャの影響で、今年年末から来年にかけての台風発生(日本近くには来ないでしょうけど)と、今年の冬が厳しくなる(どか雪とか)事が予想されているようです。

  36. 12月 14th, 2007 at 23:22
    36

    困った物理知識の生かじりです。誰から吹き込まれたのか、よくわからないですが。

    「F=-ρVg
     F:浮力[N]、
     ρ:水の密度[kg/m3]、
     V:物体の水没している部分の体積[m3]、
     g:重力加速度[m/s2]

    アルキメデスの原理-水に氷が浮いていてその氷が解けていく場合、解けた氷の質量を ⊿m とすると水の体積は ⊿m/ρ だけ増加するが、上の式から⊿m=ρ⊿V、⊿V=⊿m/ρであるため氷の水没している部分の体積は ⊿m/ρ だけ減少する。よって水の体積増加分と氷の水没体積減少分が等しくなり、氷が解けても水位は変化しないことになる」

    そうですよ。アルキメデスの原理は。

    「【水】に氷が浮いていてその氷が解けていく場合」

    ですよ。アルキメデスは、

    「【海水】に氷が浮いていてその氷が解けていく場合」

    の話をしていませんよね?

  37. papa
    12月 29th, 2007 at 20:39
    37

    何が言いたいの? 生かじりクン
    水と海水の体積の差??
    海水の密度はせいぜい約1.02

    海氷にも塩分が含まれているが、まー氷河などは真水に近い氷としていいが

    氷が融けたら真水のままじゃないだろ
    海水に溶けるのだよ

    漢字の意味とける?

  38. no name
    2月 9th, 2008 at 12:15
    38

    ちょっと疑問に思うことがあります。
    大気中の二酸化炭素が増えた場合、地表に於ける1気圧って変わらないのでしょうか?
    その場合海水面に影響はありますか?

  39. No Name ga NoName
    7月 6th, 2008 at 15:13
    39

    みんな、全然、危機感がないね。今、世界で起こっている事を見れば分かるんじゃないの。

    34.Chobiさんの心配は現実になりますよ。私たちの子供や孫の時代に。

    今、地球に起こっている気候変動に似た現象は、過去に何度も起きています。でも、その全てが、何万年から何百万年という期間(隕石の衝突などは除いて)を経て起きたものです。だから、生物の環境への対応、進化のスピードが追いついてきた。現在起きている変化は、産業革命後に始まり、以来、たった180年ぐらいで北極の氷が無くなるかどうかという状況でしょ。

    重箱の隅を突っつくような、個々の現象のデータの話じゃなくて、もっと全体を見るべきですよ。

    台風の数?沖縄だけが少なくなれば、良いのですか?

  40. No Name no No Name
    7月 6th, 2008 at 15:25
    40

    コップの中の氷の実験について
    規模が違いますよ。

    コップの水に氷を入れると、氷がほんの少し水の表面から出ているでしょ。その部分がコップの水の量を増やしています。溢れるほどではないだけ。表面張力もあるし。

    コップの中では、溢れるほどの水面上昇ではなくてもこれが、北極の氷と海水という話になれば、、、

    ちょっと、怖いんでは、、、、

  41. bobby
    7月 6th, 2008 at 22:06
    41

    >今、世界で起こっている事を見れば分かるんじゃないの。

    有る場所では温度が上がり、有る場所では温度が下がり、有る場所では大洪水、有る場所では砂漠化が進む、という事ですか?

    これだけを見ても、間氷期のある時点で毎回起こる現象なのか、その上に人為的温暖化が乗っているのかの区別はつきませんね。すべては科学の世界で解き明かすべきもので、きちんと理由がわかるまでは、なにかを「信じる」という非科学的な態度になっては良くないと思います。

  42. とおりすがり
    7月 8th, 2008 at 23:50
    42

    > すべては科学の世界で解き明かすべきもので、きちんと理由がわかるまでは、なにかを「信じる」という非科学的な態度になっては良くないと思います。

    失礼ですが、「科学的な態度」というのを勘違いされていると思います。
    IPCCのレポートはデータをもとにした壮大な科学的な仮説です。

    これに対する科学的な態度は、IPCCのデータに対抗できるデータを収集しより現象を普遍的に精度良く説明できる理論を打ち立てること、です。
    それが太陽黒点理論でも構いません、古気象学でもいいです、とにかくIPCCの議論の拠り所となるデータを包含し、矛盾なく説明できる理論です。

    たとえば現代物理がすべての事象を解き明かしているわけではありませんが、
    信じてらっしゃいますよね?
    盲信することと仮説を受け入れることの違いは理解されていらっしゃると思いますが、いかがですか?

  43. bobby
    7月 15th, 2008 at 09:13
    43

    とおりすがりさん

    コメントありがとうございます。
    温暖化懐疑論のまとめは、経済評論家の池田信夫blogの下記記事にあります。氏のブログの他の記事でも、IPCCの言うホッケースティック理論や、一貫した温暖化と辻褄の合わないデータが紹介されていますので、そちらの方をご参照ください。
    http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/37540a91ce3aa7fedb0ab8ef6f0d640f

  44. bobby
    7月 17th, 2008 at 00:03
    44

    http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/29/

    この記事もなかなか参考になります。研究者の中にも、CO2が温暖化の原因ではないとする人が実は多かったという事ですね。

  45. jgklajl;
    5月 19th, 2009 at 20:55
    45

    せいぜい約1.02とか言ってる奴は何なんだろうな
    結論からいえば北極の氷が溶ければ海水面は上昇する
    中学の理科をまともにやった人なら分かるだろ常識的に考えて

  46. mt003
    10月 18th, 2009 at 13:49
    46

    ×北極の氷が解けて、海面上昇が起こる。
    海水に浮かぶ氷がとけても、海水面は上昇しません。これは科学的に証明されている事実です。

    ○陸上にある氷が解けると海面上昇につながる。
    実際にグリーンランド、シベリア、などの陸上の氷が解けています。陸上にある氷が解けるともちろん海水面は上昇します。

    △今、南極の氷は解けている?
    南極は海流の影響もあり、現在も非常に低い気温に保たれています。このため南極大陸上の氷床は解けていませんが、海に浮かぶ棚氷の一部が解けたことが確認されています。(海面上昇に影響なし)

    ○海水温が上昇すると、海水が膨張し、海面が上昇する。
    膨張による上昇のほうが大きいと思われます。

    北極の氷の融解は海水面に影響を及ぼしませんが、温暖化による海面上昇は起きるでしょう。

    マスコミは誤った情報を報道したり、誇張を行いすぎです。例えば、ツバルの海面上昇は(地盤沈下の影響が大きいと考えられるため)必ずしも温暖化による海面上昇とは言えません。何が正しい情報かどうかを冷静に判断することが重要です。

  47. mt003
    10月 18th, 2009 at 14:03
    47

    付け足していうと、

    「氷が解けることによって海流が停止し、寒冷化する」という説があったり、「氷が減る分太陽光の反射率が下がり、温暖化が加速する」という説までありまあす。

    ただひとつ言えるのは、
    本当に何が起こるかわからないということです。

    地球の歴史を見ると、今ほど気候が安定し穏やかな時期はないのです。しかし、その安定している環境の中で人間の文明が築かれたため、次なる変動に対応できないのです。気候変動は、人類にとっては「問題」であり、地球にとっては「当たり前」なのかも知れません。

  48. bobby
    10月 18th, 2009 at 18:59
    48

    MT003さん、冷静なコメント有難うございます。

    >陸上にある氷が解けると海面上昇につながる。
    グリーンランド等の陸上氷河が大量に海へ落下しているシーンがテレビで盛んに放送されていましたね。ところで氷河というのは、内陸で新しい氷河が生成される事によって、末端の氷河が海へ押し出されているという考え方もあるそうです。定量的な観測値として、グリーンランドの氷の量が減っているという観測結果はあるのでしょうか。

    >今、南極の氷は解けている?
    南極の氷(海から遠い内部の方)が厚みを増しているという報道があります。大気中の水蒸気が増せば、低温を維持している南極で氷の厚みが増すのは道理です。もしグリーンランドの地表の氷が例年より余分に溶け、地下水化せず急速に海に流入しているとして、南極で増している氷の量との定量的な比較により、明らかに溶けている氷の量が多いという研究はあるのでしょうか。

  49. 通りすがり
    1月 13th, 2010 at 03:55
    49

    氷が溶ける主要因は、大気ではなく海水です。
    簡単に言えば氷が面している大気は「氷山の一角」です。
    南極で氷が溶けた!とゴアが言ってましたが、とけた部分の地図を見れば分かると思いますが、海水に面しているところだけが溶けたのです。
    海水の温度に大きな影響を及ぼしているのはエルニーニョ、ラニーニャ現象と言われているものです。この影響で海水は1年で5度上昇したりしていることが過去の観測で分かってます。
    その海水が南極、北極に流れ込めば、氷が溶けるのは至極当たり前なわけです。
    ちなみにエルニーニョ現象、ラニーニャ現象は、co2の影響は関係なく、古来より繰り返されている自然現象です。

    個人的には、温暖化対策を、MOTTAINAI精神、資源節約、エネルギー技術革新に向けることは大賛成です。co2排出削減はその一環であって、手段ではないと私は考えています。
    co2排出削減が手段になったり、政治利用、外交カードに使用されるようなことだけは絶対さけていただきたいものです。

Comments are closed.