スパイシーな日々

3月 17th, 2010 Categories: 3.中国ネタ

一昨日の夜、東莞のアパートに着いてシャワーを浴びようとすると、お湯が出ません。以前の記憶が呼び戻され、「ガス料金がなくなった」事がすぐに判明しました。私のアパートがある東莞市内や、その他、中国の一部の地域では、ガスはプリペイド方式になっており、専用ICカードにお金を払込み、そのカードをガスメーターに差し込む事で、ガス代をメーターへチャージするようになっています。料金の不払いが不可能で、業者的には合理的な方法といえます。お客にとっては不便この上ないですが。

その夜は、未練がましく30分くらいあがいた後に、諦めて就寝。翌朝は電子レンジで沸かしたお湯を水道水で増量して、とりあえず寝癖のついた頭を洗うだけの「ぬるま湯」を確保。シャンプーだけして、家を出ました。

午前中は不動産屋(兼いろいろ雑務屋さん)に寄り、ガス料金のICカードに100元をチャージするように依頼してから、客先へでかけました。夜はガスのプリペイドカードを回収し、知人と焼き鳥屋で飲んで、夜中過ぎに帰宅。で、ICカードをガスメーターに差し込んでみると、期待に反してメーターは反応無し。ええっ、駄目ですかー!ショックで100ナノセカンドほどおろおろとパニック。

気を取り直して不動産屋さんに電話してアドバイスを乞う。彼いわく、ガスメーターの電池切れではないかとの事。メーターの上部に電池ボックスがあるので探してみろ、と。たしかに単三電池4本が格納されているのを発見。しかし家にある電池(単三)の買い置きは2本だけ。2本足りない。試しに2本だけ新品に入れ替えてみたものの、ガスメーターは依然として無反応。時計を見ると夜中の1時近いですが、仕方なく近所のコンビニへ電池の買出しを決定。

アパートの門を出ると外はまっくら。近くのコンビニはみんな雑貨屋に毛の生えたローカルブランドで、12時過ぎると即閉店。3軒まわるもみんな閉店。かなり遠くまで歩き、やっと開いているコンビニをみつけて、誇りを単三電池2本の購入に成功。帰宅して、期待に胸を踊らせながら新品電池に取り替えると、今度はLO(ロー)という表示が出て、ピーピーと警告音が鳴り出す。4本とも新品電池のはずなのに、何故かローバッテリー表示です。ええ、マジですか!今度は10ミリセカンドほどアボート。

再起動後は、床に蓮座して1分ほど沈思黙考。冷静に考えた末、結論が出ました。最後の奥の手。電池の順番を入れ替えてたところ、やっとガスメーターに残数が表示され、温水が出るようになりました。ホッと胸を撫で下ろしました。ICカードを差し込むと、残数が2.xxから30.xxになりました。これであと1年くらいOK。

ローバッテリーの原因は、電池のどれかが(お店で長期間在庫されて)電圧が下がっていたのか、あるいは電池ホルダーの中の電極が錆びていて、接触抵抗で電圧降下していたのか。原因は不明。とにかく、やっと正常にガスが点火するようになったので、これ以上の追求は即時中止。真相を闇に葬り、潔くシャワーを浴びてベッドに入ると、枕元のiPhoneは夜中の2時を廻っていました。眠い。

中国の生活は、このような香ばしいハプニングの連続で楽しさ100倍です。

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