著者を電子出版へ引き込む方法

池田信夫氏がアゴラブックスを立ち上げた話しは既に書きました。ところで電子書籍のブログ記事のコメント欄を読んでいると、ある事に気づきます。

1)PDFフォーマットは周囲の余白が大きく読みにくい。
2)小説は縦書きで読みたい。

これらは、電子ブックリーダーの画面サイズやレイアウトに関連しています。いまどきほとんど作家はワープロを使っていると思われます。ワープロ文書を簡単の読み込んで、各社の電子ブックリーダー画面に最適なレイアウト(縦書き・横書きも含む)が簡単にできて、各社の電子書籍フォーマットへ出力できるソフトが、ベクターあたりで無料で配布されれば、このような問題は割と簡単に解決するのではないでしょうか。

また、図や表を簡単に挿入できる電子ブックリーダー対応のワープロが普及すると、私のようなエンジニア兼業務コンサルをしている者が、自分の仕事内容をネタに電子出版を行う事が容易になるのではないかと考えられます。そうなれば私も、念願の本の出版を電子出版で行うかもしれません。

また、これまでは著作権業界から無視されてきた無数のブログ著者達が、自分のブログ記事をベースに、いわゆる自費出版を行う事も、すごく容易になるであろうと思われます。1冊100円とかの値段なら、一定の読者を集めているブログでは、自費出版しても千冊くらいの電子ブックは容易に売れるのではないでしょうか。

電子出版が著者の裾野を広げ、増加した著者が著作権を出版業界から自らの手に奪って欲しいと望みます。

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2 Responses to “著者を電子出版へ引き込む方法”

  1. 4月 11th, 2010 at 15:54
    1

    初めまして、電子本を作っている阿部といいます、
    電子書籍の事をいろいろ考えているうちに、多くの
    可能性があると思えてきました、
    本のジャンルごとにその可能性と魅力は違っている
    のかもしれません、今はとても面白い時代だと思えます、

  2. bobby
    4月 11th, 2010 at 21:15
    2

    安部明さん、コメント有難うございます。出版業界は激動期を迎えていると言えます。いまならいろんな事に挑戦可能かと思います。池田氏は早くもアゴラブックス電子出版を始めようとしています。阿部さんが業界の中におられるのなら、考えるより行動に移す事を強くお勧めします。いまならやったもの勝ちです。ちなみに、私の下記の下記記事もご参照ください。

    【電子出版が中間搾取されない方法】
    http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=1934

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