アスリートと水分吸収

8月 7th, 2005 Categories: 健康

運動中の発汗による脱水を補う為に、沢山のスポーツ飲料が販売されています。ゲータレード、ポカリスエット、佐藤琢磨が宣伝している超水。これらは、腸内粘膜から水を吸収させる効率を良くした商品です。しかし、腸内粘膜の水吸収効率自体を良くしようという製品は見たことがありません。

最近またテニスを始めました。日曜日の昼から2時間ほど、炎天下でテニスしますので、いつも滝のように汗をかきます。いくら吸水効率の良いスポーツ飲料を飲んでも、出て行く汗を補いきれません。いつも脱水状態でヘロヘロになります。そして吸水しきれなかった水分がどっと大腸へ流れ込んで、明日の朝は下痢になります。

先週、坂田隆さんの「大腸・内幕物語」で感銘を受けた内容を簡単にまとめて、(1)(2)(3)と書いてきました。そこでふと思ったのは、腸内粘膜の吸水効率を普段より上げてやるサプルメントまたはドリンクがあれば、多くのアスリートが喜ぶのではないかという事です。

酪酸は、口から補給されると、ほぼ全てが小腸で吸収されます。でも、吸収される事で、小腸の粘膜細胞を活性化させて、通常より多くの水分を補給させる事ができる可能性があります。酪酸ってどんな味かわかりませんが、酪酸ドリンクなんてできないものでしょうか。

酪酸を摂取してから腸内粘膜細胞が活性化して、吸水量があがるまでの時間差があるのなら、運動前●●時間前に服用するようなサプルメントとして摂取する方法もあるかと思います。

別の方法としては、運動を始める前に、できるだけ体内に水分を貯めておくようなサプルメントやドリンク剤も、良いかもしれません。マラソンや格闘技など、カラダが重くなって切れが悪くなると困るスポーツでは不向な場合があるかもしれませんが、気温の高い場所で戦うレースドライバーなどはどうでしょうか。

そういうドリンク剤やサプルメントの製品化に企業が興味を示せば、坂田隆先生のように大腸の研究をされている研究者へ研究資金が集まりやすくなる可能性もありますね。

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