日本酒は中華料理に合うのだろうか(後半)

5月 4th, 2005 Categories: 日本酒

セントラルにある有名な鴨料理レストランで、はじめて日本酒の会を行いました。今回の課題は、日本酒は中華料理にマッチするのだろうか?という疑問への挑戦です。後半はいよいよメインディッシュへ突入します。

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天覧山、ヨンキー、にんにく屋和三郎さんが共同で酒の会を行いました。場所はセントラルにあるYUNG KEE RESTAURANTです。実際の会場は、店の入り口の隣にあるオフィスビルに入り、エレベーターで4階に上がったところにある特設会場でした。

前半でも紹介しましたが、日本酒の会に出る今日のお酒です。後ろの左から純米吟醸生酒、本醸造新酒、純米大吟醸喜八郎、古天(古酒 1997年)、そして青いボトルの酒浪漫(かおりスペシャルのにごり酒)です。
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同じく今日のメニューです。右側は料理。左側は、料理にあわせて出すお酒です。料理は上から(突き出し)ピータン。(以下前菜4品)苦瓜と蟹肉の炒めもの、グースレバー、きゅうりの炒め物、砂肝の炒め物。(以下メイン7品)冬瓜のスープ、鴨の煮物、かえるのミルク揚げ、ミンチにした魚の揚げ物、エビチリ、ほたて貝柱のご飯、えび揚げワンタン。(以下デザート2品)だんご2種類、フルーツの盛り合わせ。
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メインコースに入る前に、まずは冬瓜のスープで一息です。
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メインコース最初は鴨の煮物。さすがヨンキーの社長、渋い選択ですね。日本人では、こういう選択はできないでしょう。合わせるお酒は、新酒本醸造です。辛口の味が、脂っこい鴨によくマッチするように思いました。大きな土鍋にたっぷりでてきたので、我々のテーブルでは半分くらい残ってしまいました。美味しかったのに残念でした。
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メインコース2番目はかえるのミルク揚げ。合わせるお酒は、純米主大辛口。淡白なかえるの白身と辛口の純米主の味がよくマッチしました。
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メインコース3番目はミンチにした魚の揚げ物。合わせるお酒は酒浪漫(かおりスペシャルのにごり酒)です。酒浪漫は、日本酒っぽさを感じさせない爽やかな風味でしたが、魚の味とのマッチングが今ひとつだったかも。このお酒は、気軽に話しながら飲むのが良いのかなと思いました。
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メインコース4番目はエビチリ、今日の主役です。合わせるお酒も真打ち登場で、大吟醸喜八郎(かおりさんのおじいちゃんの名前だそうです)。大吟醸といいながら、ありきたりなフルーティーさとは無縁な、あくまでキリリと引き締まったお酒です。深みある味わいが出過ぎぬよう、押さえ気味な演出がされています。こってりしたエビチリのたれ、中からあふれ出る海老のジュースが、喜八郎の力強い味とマッチしました。
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メインの最後(5、6番目)はほたて貝柱のご飯、えび揚げワンタンです。まだお腹が減ってる人は、これ食べておなかいっぱいにしてね、という料理です。既に腹が苦しすぎなので、軽く流しました。
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最後はデザートのおだんごフルーツの盛り合わせです。普通、中華料理コースもこのあたりにくると、もう腹は一杯だし、酒も出来上がっていて早く帰りたいという状況なのですが、今日はここで古天(古酒 1997年)とデザートのマッチングへ行きます。古天(古酒)は比較的甘くて、しかもオークのような香りがするお酒です。私はメロンとよく合うのではないかと思いました。
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最後はヨンキー社長と、ヨンキー酒の会(毎月ワインの会をここでしているそうです)常連さんによる締めの挨拶があって、今日の会は終了しました。
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結論。日本酒ならなんでも合うとは思いませんが、力強くて個性的ななお酒なら、(うまく選べば)中華料理にもあわせられると思いました。

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