地球シミュレータが122.4TFLOPSにアップグレード

池田氏西氏のスパコン記事をきっかけとして、理研にある世界一のスパコンスパコン予算を復活させる条件という記事を書きました。記事を書くためにいろいろ調べていて発見したのですが、wikiによれば、NECが製造したSX-5ベースの地球シミュレータが、いつのまにかSX-9ベースにアップグレードされているようです。

wikiによれば、2002年版地球シミュレータは:
SX-5をベースとした旧システムでは、1ノードは8GFLOPSのCPU8個、16GBのメモリからなり、640ノード(5120CPU)を単段クロスバースイッチで接続、最大理論性能は40.96TFLOPSであった。旧システムのCPUチップはスカラープロセッサ、ベクトルプロセッサ数十チップからなるSX-5を1チップLSI化したもので、SX-6は地球シミュレータをベースに開発された。

そして2009年版地球シミュレータは:
102.4GFLOPSの性能を持つCPU8個と128GBのメモリを持つベクトル計算機ノード(地球シミュレータではPNと呼ばれる)160台を2段のクロスバースイッチでファットツリー状に接続し、最大理論性能131TFLOPSを実現している。

コストを抑え、さらに性能向上を図るため、2008年度に維持費とは別に5億円を計上し、6年間185億7600万円のレンタルにより新機種のSX-9/Eに更新し、ピーク計算能力を旧システムの3.2倍となる131TFLOPSに引き上げた。これにより、設置面積は半分の650平方メートル、電気代は従来の7-8割程度となる[5][6] 。さらに、2009年6月にはLINPACKベンチマークで122.4TFLOPS(実行効率93.38%)を達成した。これは2008年11月発表のTOP500リストで実行効率世界1位、実行性能日本1位、世界ランキング16位に相当する[7]。また、性能世界一の奪還を目指して、新たな国産スーパーコンピュータ(汎用京速計算機)の開発も進められている。
2009年版地球シミュレータの計算ノードとは、SX-9/E1台分の事だと思われます。速度差は旧型で40.96TFLOPS、新型で131TFLOPSとの事です。

NECが今回の世界一スパコンプロジェクトからおりたのは、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)の地球シミュレータのアップグレードを受注・納品していたので、わざわざ新たにプロジェクトに参加する必要がなかったから、と邪推できるかもしれません。