羽田空港ハブ化を邪魔する横田基地問題の解決策

10月 17th, 2009 Categories: 1.政治・経済

前原国交相の「羽田空港ハブ化」発言について、池田信夫氏はアゴラで「過去の経緯は、羽田の国際化をやめても取り戻すことのできないサンクコスト(埋没費用)であり、忘れるべきなのだ...成田空港は、日本の公共事業の失敗の見本である。」と述べ、羽田空港ハブ化へ前向きな意見を述べています。ホリエモンも六本木で働いていた元社長のアメブロで、成田空港を即刻廃止せよと言っています。

ところで肉団子閑居為不善さんのブログで知ったのですが、盗用大歓迎blogさんが、「そもそも羽田空港の拡張が断念されたのは、米軍が管制する横田空域が背後に迫っているという物理的な制約があったためだ」と述べています。いくら羽田の滑走路を拡張しても、横田基地がある限り、「ルール上は、米軍と協議すれば横田空域を民間機が飛べる決まりだったが、臨機応変に自由なコース設定ができないということは、つまり「使えない」ことを意味する」ようです。

石原都知事も、横田基地返還を実現する事はできませんでした。しかし、ここにひとつの可能性があるのではないかと気づきました。成田空港を廃止して、全面的に羽田空港へ機能移転します。そして「成田空港跡地」とその周辺へ、、横田基地を転するのです。米軍の飛行空域の事はよくわかりませんが、もし羽田空港周辺空域の問題が片付くのであれば、鳩山首相と岡田外務大臣に、ぜひとも米国と交渉して頂き、前原国交相の羽田ハブ構想を短期で実現して頂きたいものです。

ところでホリエモンは先のブログで、「騒音が酷い。正直、成田の騒音問題はあまり関心が無かったが、ゴルフやるようになって、よーく分かった。あれは周辺住民はたまらないな」と言っていました。成田空港問題では、旅客機の騒音が「反対運動」の主要な原因のひとつだったようです。

ところでwikiによれば「横田基地では現在でも年間の離着陸数は20,000回に及び、年に数回実施されている空母艦載機着陸訓練は夜間にも行われている。この様な訓練により周辺の住民に多大な騒音被害を与えているため、飛行差し止めを求める訴訟なども起こっている」ようです。横田基地が移転してきた場合、騒音の大きさは旅客機び比ではないだろうと想像します。空港周辺の、空港拡張に必死で反対してきた住民の方々には、国際空港があった頃の「静けさ」を懐かしみながら、このブラックジョークを笑い飛ばして頂きたいと思う次第です。

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4 Responses to “羽田空港ハブ化を邪魔する横田基地問題の解決策”

  1. 10月 17th, 2009 at 11:30
    1

    こんにちは、はじめまして、

    あのぉ、まさに成田が途中から軍用空港に転換されるに違いないということで、学生運動の最左翼の連中が成田に入り込んできたわけです。火のないところに煙は立ちません。たぶん、その構想をすくなくとも40年代に国は持っていたのでしょう。来週23日には、B滑走路の延伸、来年には山手線から36分の連絡が実現する今日になっても、成田に対してネガティブな報道が多いのは、当時の学生運動にいまだにシンパシーを持っている人が多いからだと私は思っています。

    成田を軍用空港に転換することはまさしく彼らの思うつぼでしょうね。またテロリズムが横行することになるかもしれません。

    それ以前に、横田空域があってアメリカ人の息子たち、娘たちがいるから安保にかかわらず米軍は首都圏を守らざるを得ないという構図もあるのだと私は思うのですが、いかがでしょうか?

  2. bobby
    10月 17th, 2009 at 20:28
    2

    ひできさん、はじめまして。

    >まさに成田が途中から軍用空港に転換されるに違いないということで

    そのような反対運動が、成田空港が東京国際空港に「なりきる」事を妨げたおかげで、ついには本当の米軍基地になってしまう原因になってしまったら、なんというブラックジョークなんでしょうかね、という記事なんです。

  3. bobby
    10月 17th, 2009 at 20:44
    3

    >横田空域があってアメリカ人の息子たち、娘たちがいるから安保にかかわらず米軍は首都圏を守らざるを得ないという構図

    ソ連の脅威はもうありませんし、中国は来年あたりGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりそうな現在、ひできさんが指摘される意味での、横田基地の使命はもう終わったのではないかと思いますが如何でしょうか。米軍のハブ空港としての使命は、まだまだ継続すると思いますが...

  4. bobby
    10月 17th, 2009 at 23:13
    4

    山内康一さんが蟷螂の斧で、「羽田だ、成田だ、関空だ、と国内でコップの中の争いをしている間に、韓国の仁川空港とか、香港とか、上海とかに負けてしまいます」と言っています。
    http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-cb97.html

    よく考えると、私も香港から愛媛の実家へ帰るのに、上海空港を経由して、MUの松山行きを使っています。上海から日本の地方空港への便がけっこう増えています。松山へは、仁川空港経由もあるので、どちらが便利か、こんど試して、比較してみようかな。

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