知財と経済の議論から見た小倉氏の矛盾

10月 9th, 2009 Categories: 1.政治・経済

Winnyの金子氏が高裁で無罪となりました。小倉氏のコメントが読みたくなって、benliを訪問。早速、Winny事件第2審判決についてを見つけました。そのついでに、同じウェブページに表示されたThe Beatlesのリマスターとレコード輸入権日本企業は今後常に米国の後塵を拝していれば良い?日本版フェアユースに関する議論の出発点ダウンロード違法化の具体的な問題点に目を通しました。

そこで改めて確信したのは、小倉氏は知財分野においては、どちらかというと「規制緩和をして、起業を促して、経済を発展させる」派だという事です。しかしながら、もうひとつのブログであるla_causettで、経済分野の議論において取っているポジションは、「規制緩和して経済発展させる派」である池田氏や城氏や木村氏などと対立する記事(池田先生や木村剛さんが望むような経済政策を実行するとどうなるかとか、解雇規制を緩和すると正規社員と非正規社員との競争が起こりエリートが起業?)を書き続けています。

私もときどき、小倉氏にブログ記事で挑戦しますが、その時に感じるのは、経済分野で議論している小倉氏は、明らかに「森を攻撃せずに、木を攻撃している」という事です。木を攻撃して森を負かそうというのは弁護士的なテクニックなのかもしれませんが、それにしても、だれにでもわかりそうな単純な理屈に対して、あえて捻じ曲がった解釈をもって、結論までも捻じ曲げる姿勢は、la_causettを読んでいる多くの方に違和感を与えているのではないでしょうか。

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2 Responses to “知財と経済の議論から見た小倉氏の矛盾”

  1. 10月 10th, 2009 at 21:44
    1

    面白い人ですよね。

    la_causettは論争に勝つためのトレーニング、あるいは遊びであって、小倉氏にとってその論理の整合性などはまったく眼中にないのでは…。

    弁護士という仕事の特殊性を考えると、案外ああいう言辞に頼もしさを感じるクライアントがいるんじゃないかと w

  2. bobby
    10月 11th, 2009 at 00:28
    2

    >その論理の整合性などは

    実は2つのブログに、ある整合性を見つけたように思います。下記の記事に書きました。ご参照ください。

    【小倉氏の議論における視点の考察 】
    http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=1598

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