日本的経営理念=家業理念

10月 1st, 2009 Categories: 1.政治・経済

株式会社とはだれのものでしょうか。日本的経営の未来についてelm200さんが書いている記事で、会社が大事にすべきステークホルダーの優先順位について述べています。さて、会社のステークホルダーに対する考え方の違いはどこから来るのでしょうか。

A:日本的経営理念におけるステークホルダーの優先順位。

(1)従業員 (2)外注・下請 (3) 顧客 (4) 地域社会 (5) 株主

B:株式会社の本来の理念に則ったステークホルダーの優先順位。

(1)株主 (2)顧客 (3)従業員 (4)外注・下請 (5) 地域社会

会社を起業した時点に遡って、だれが資本金を出したかにより、上記の考え方に違いが出てくるように思います。つまり、大半の資本金を親族の中から調達した場合と、他人(友人・知人・仕事仲間・企業)が共同出資した共同経営の場合です。

上記Aは、会社の出発点が「家業」として始まった場合と考えます。会社の所有者が個人または親族である場合、社長個人の「情」が経営に強く影響する為に、家族的経営になり易く、社員を守ろうという意思が強く働きます。社長の親族の生活基盤がひとつの会社に強く依存してしまう為に、防衛本能によって「継続」させる事に執着します。さらに、親族経営の場合にありがちな「会社の私物化」を防ぐ(あるいは隠す)意味で、株主の優先順位を低くしようとします。その結果、Aのような優先順位になるものと思われます。こういう会社は、たとえ成長して上場企業になっても、性質はあまり変わらないでしょう。その代表例が「トヨタ」や「パナソニック」です。

上記Bは、会社の出発点が「他人による共同出資」として始まった場合と考えます。主要な出資者が第三者の場合、経営者は出資者に対して、創業時から「出資の対価」を返す事を期待されていますので、経営者が株主を疎かにする事はなく、合理的な経営が求められ、必然的にBのような優先順位になるものと思われます。こういう会社は成長段階でも、上場して大企業になっても、ずっと株主重視の経営を行うでしょう。IPOを前提として起業した多くの会社がその良い例です。

このように考えると、結局のところ日本的経営というのは拡大した家業経営理念というだけのようです。

して、経営陣にも親族が多く含まれている、いわゆるオーナー会社の場合と、

多くの中小企業はいわゆるオーナー企業の割合が多いようですが、オーナー

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One Response to “日本的経営理念=家業理念”

  1. 10月 6th, 2009 at 15:52
    1

    bobby さんこんにちは。

    「他人による共同出資」こそ本筋の株式会社でしょうが、
    日本の場合あまり数が多くないような気もします。

    ところで文章が途中でとぎれているような・・・。
    もしよかったら私のエントリにトラックバックを送っていただけるとうれしいです・・・。

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