国旗を敬うこと、親を敬うこと

3月 29th, 2005 Categories: 1.政治・経済

公の場で、国旗掲揚や国歌斉唱に敬意を払うことをしない学校の先生が多くいるそうです。国旗や国家を敬う事を教えるのは、そんなに悪い事なのでしょうか。外国に住んでいて思うのは、自分の居住する国の国旗や国家を敬うのは常識ではないかという事です。

これは、軍国主義についての話しではありません。自分の国を愛する人(愛国者)と軍国主義を結び付けたがる人がいれば、どのような意図で話しているのか、その人の話しをよく注意して聞く必要があると思います。

たとえば子供が親を敬う事は、生物が持って生まれた本能ではありません。(たいがいの生物は本能で子供を育て、巣立ちをした親子は人間の親子のような特別な関係は無くなると考えられます。)ですので親を敬う事は、小さい頃から親や教師から学ぶ(躾けられる)事により身につくものだと考えます。社会の最小単位は家庭ですが、子供が親を大切にしなくなったら親子の世代間で断絶し、親も社会も子供を大切にしなくなり、長期的には社会が崩壊してゆくものと思われます。

同じように、自分の国(特定の首相が治める政府ではない)を愛す事も、親や教師が教えなければなかなか身につきません。自分の国を愛せない人は、他国を愛する事もできないでしょう。もしも子供が、自分の国を愛する事を覚えずに育てば、国内の政治や外交についても無関心な大人になるのではないでしょうか。

そのように無関心な大人の集団ほど、逆に「操作」されやすくなり、不合理な戦争へと突っ走る世論の基盤になってしまう事も考えられます。

学校の先生が、国旗や国歌に敬意を払わなくなれば、教え子である子供達は大きな影響を受けるでしょう。教師が自分達の思想を持つ事は憲法で保障されていますが、それを学校の中の、子供達が影響を受けるところで勝手に表現しても良いものでしょうか。

今の日本の法律がそのような行為への罰則を持っていないのは、教師が国旗や国歌へ敬意を払う事を当然と考える人たちによって出来た法律だからだとは考えられないでしょうか。時代が変わり、国旗や国歌に敬意を表す事が当然でないと考える人たちが現れれば、自分の子供を守るためにも、それらの教師へ対処する必要が生じるのかもしれません。

ちなみに、自分の国が恥ずべき体制でもなく、大勢の難民を生み出してもいないのに、そのような自国の国旗や国歌を忌み嫌う人達というのを、私は日本の外で見た事がありません。

Facebook Comments
Tags:

3 Responses to “国旗を敬うこと、親を敬うこと”

3 trackbacks

  1. 閑中忙有り〜RYOKOのへなちょこサバイバー日記〜 トラックバック | 2005/04/09
  2. 閑中忙有り〜RYOKOのへなちょこサバイバー日記〜 トラックバック | 2005/04/09
  3. akira's room トラックバック | 2005/04/15
Comments are closed.