米国牛の輸入再開する場合に望む事
3月 20th, 2005
Categories: 健康
ライス国務長官が来日しました。BSE問題についても(米国の視点から見た)早期解決を望んでいます。もし30ヶ月までの米国牛を輸入再開する場合に、日本の政府へ望む事があります。
とても大事な事ですが、難しい事ではありません。
米国牛の輸入を再開するにあたり、以下の事を明確にするよう日本国政府に望みます。
米国牛を食べた場合にCDJに感染する確立は●万人に一人の確立ですという数字をきちんと示してほしいという事です。決して、「食べても安全です」という嘘をつかないでほしい。
米国で行われているBSE検査は、検査のサンプリング数の%数が極めて少ない、サンプリングがへたり牛に偏っている、牛の追跡管理がずさん、屠蓄場の運営が極めて閉鎖的であるなどの問題を残しており、必ずしも安全な体制を構築しているとは言い難い状況です。
世界ではじめてプリオンという病原体に言及した米国のプルシナー博士も、米国のやり方に異議をとなえ、かつ日本の全頭検査を支持しているという記事があります。
どの程度の確率でCDJに感染する危険があるのかをきちんと国民に伝え、その上で消費者が米国産牛肉を選択する自由を与えるべきです。
さもないと、厚生労働省は薬害エイズ事件と同じ道を歩む事になるのではないかと思います。
Facebook Comments
Leave a comment