サンプロ 自民党惨敗にみる小泉効果

9月 6th, 2009 Categories: 1.政治・経済

今日のサンプロを見て、小泉内閣がはじまった2001年からずっと、地方へまわる公共事業予算が減り続けて、仕事がほとんど無くなってきている地方の建設業者の未来について述べました。

ところでこのサンプロの特集でもう一つ気がついたのは、小泉首相が連呼した「自民党をぶっ壊す」という約束が、ここへきて実現してきているという事です。つまり、

1)公共事業費の縮小で、自民党の支持基盤であった地方の建設業者が自民党を見限り出した。

2)地方の郵便局で自民党を見限り、民主党支持へ回るところが出てきた。

小泉首相の郵政改革の真意は、経済改革にあったのか、自民党内の郵政族や道路族をやっつけたかったのか、それは定かではありません。しかしながら結果として、今回の選挙では、小泉氏の始めた改革の効果によって、多数の自民党大物老害議員が小選挙区で敗退し、党としての自民党も崖っぷちに追いやられています。

このような自民党への逆風とは裏腹に、浮動票が比較的多いと思われる神奈川県東部の選挙区で、小泉首相の息子である小泉進次郎氏が大差で快勝した事は何を意味しているのでしょうか。私は、小泉氏が掲げた政策が全否定されたとは思えません。小さな政府と官から民へ。いまこの政策を掲げているのは「みんなの党」だけです。自民党がこれからどちらの方向を向くのか、興味深いところです。

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One Response to “サンプロ 自民党惨敗にみる小泉効果”

  1. 9月 8th, 2009 at 20:52
    1

    私は神奈川に住んだことがないので、具体的なことはよくわかりませんが、横須賀は三浦半島の先の方なので、袋小路。ミニ房総半島とでも言ったらよいでしょうか(笑)。人の出入りがあまり多くなく、保守的なのかもしれません。進次郞は4世議員ですからねえ…

    作家の大石英司氏がブログ「大石英司の代替空港」で、横須賀は高齢者が多いのではないか、と毒づいていたので調べてみたら、神奈川の市部の中では確かに高齢者人口の比率が高いという結果でした。鎌倉や逗子も同様で、丹沢あたりの町村部とどっこいどっこい。なので、人の出入りが少なく保守的、というのは案外中っているのかもしれません。

    小泉構造改革に反対するのは、恐らく既得権を奪われる人たちです。マスメディアもその1つなので、小泉格差で地方が疲弊とか格差拡大と騒いでいるのを、無批判に受け入れている一般市民が少なからずいる、という図式です。

    地方が疲弊といっても、結局公共事業が減って建設業者が衰退し、過保護農業で農家も衰退していった結果です。確かに地方分権が不十分、特に財源の委譲が不完全なので、地方に責任を負うことを求めるのは酷かもしれませんが、創意工夫や改革に挑戦せず、中央依存で交付金や補助金を引っ張ってくるだけ(の議員や首長)でよしとしてきた地方にも責任の一端はあると思います。

    首班指名で参議院の若林元環境相を指名か、などと報道されているように、自民党の迷走はまだまだ続きそうですね。早く「小さな政府と官から民へ」という勢力が大同団結する政界再編が望まれます。

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