民主党の労働政策は貧困推進政策

9月 3rd, 2009 Categories: 1.政治・経済

数週間前のサンプロで、民主党の議員が盛んに、「同一労働、同一賃金」と叫んでいた事を思い出します。議員さんは「同一労働、同一賃金」にすれば、派遣社員の給料が、同じ職場で同じ仕事をしている正社員と同じ額に「上がる」と期待しているのだと思われます。しかしながら世の中では、何でもが期待通りに運ぶとは限りません。池田氏はアゴラで意図せざる結果について述べていますが、これは大変に興味深い記事です。その作業を海外工場へ移管できる場合、国内の雇用はどんどん縮小するでしょう。その作業を海外へ移管できない場合で、遣社員の賃金(低い)と正社員の賃金(高い)がある場合、民主党議員の期待とは裏腹に、みんなの給料が低い方へと近づいて行くでしょう。なぜなら企業の人件費予算は、法律施行の前後でも基本的に変えられない(増やす原資がない)からです。つまり雇用の流動性と転職容易な環境を前提としない「同一労働、同一賃金」政策は、労働者の貧困度を増す政策だと言えます。

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6 Responses to “民主党の労働政策は貧困推進政策”

  1. Yajikita
    9月 4th, 2009 at 12:02
    1

    ご無沙汰しております。
    現在は日本に戻りました。
    民主党は社会主義国の失敗に何も学んでないのですかね。
    全員を平等にすると下のレベルで平等になるということを。
    いまでもキューバとか北朝鮮がそうなのに。

  2. T498006vjs
    9月 4th, 2009 at 16:35
    2

    「同一労働同一賃金」は決して実現できないでしょう。

    その理由は、大学にあります。

    大学では、教授も準教授も非常勤講師も助手も同じく授業を担当していますが、
    給与には何倍も格差があります。

    これまでにない法律制度設立には審議会等による権威付けに大学教授の協力が
    必要であるのですが、大学教授の協力が得られないので話が進まないでしょう。

  3. bobby
    9月 5th, 2009 at 01:10
    3

    Yajikitaさん、ご無沙汰しています。選挙には行かれましたか。

    T498006vjsさん、同一労働・同一賃金の例外として、資格(教授、助教授、講師など)による給与の差別を認めれば良いのではないでしょうか。

  4. T498006vjs
    9月 5th, 2009 at 13:40
    4

    bobby様

    資格による給与差別を一般化すると、名ばかり資格が蔓延するでしょう。

    既に、「名ばかり管理職」や「名ばかり店長」等の社会問題が顕在化しています。

  5. Yajikita
    9月 5th, 2009 at 16:49
    5

    bobby様

    7月に帰国したのでまだ選挙権をもらえませんでした。
    残念です。

  6. bobby
    9月 5th, 2009 at 23:23
    6

    T498006vjsさん。資格=能力ではありませんが、業務能力を現場の上司が客観的かつ定量的に測定する現実的な方法はありません。しかし試験に合格する、資格を取得するというのは客観性のある評価です。ゆえに実社会では資格=給与という評価が(すべてでは無いにしろ)あって良いと思います。

    Yajikitaさん。私も今度こそ、領事館へ在外選挙登録へ行こうと思います。こういう気持ちになったのは小泉政権の時いらいです。

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