21世紀の新しい放送局形態

日本の放送局がインターネット経由で番組を流す事は、著作権の問題だけでなく、県単位で許可されてる免許制度の問題もあって現状では困難だという話しを聞いた事があります。ですから、生放送によらず、報道やドラマなどを「放送」するには、放送局の免許が必要かと思っていました。ところが、ホリエモンのブログによれば、ニコニコ動画が選挙日に関連の生放送を行うそうです。そういえばヤフーBBでは、以前からアニメのオンデマンド放送をやっていましたね。

日本の放送局がみなインターネットに消極的なのを見ていて、どうしてインターネット動画配信会社が、自分で予算を組んで製作したドラマや報道番組を流さないのだろうか、と考えていました。そういう会社は、既にあったのですね。

ドラマやバラエティー番組は、お金と企画は放送局が出すけれども、実際に製作するのは下請け、孫受け、曾孫受けの会社であり、末端の制作費予算は100万円とか非常に安いと聞いています。ですから、動画配信会社で番組企画ができれば、数十万円から数百万円くらいで、完全にオリジナルのバラエティー番組なんかは出来るのだと思います。あとは番組制作のお金を集めるしくみ(配信料または月額会費など)と、テレビ局以外の製作を請け負ってくれる製作会社を探せばよいのでしょう。

バラエティー番組を構成する主要出演者であるタレントを多く持っている吉本やジャニーズが、自分でインターネット番組配信会社を作って、オリジナル企画番組を、月額会費をとって有料で流すのは良いかもしれません。それを別の動画配信会社へ外販する市場をつくれば、自分の得意分野の番組を制作し、自局の会費収入と、外販収入とで、あたらしい形態の放送局として発展してゆける可能性があります。

ここで重要かと思われるのは、既存の放送局による番組制作会社の囲い込みなど違法な嫌がらせを排除する事です。公正取引委員会にしっかりとチェックして頂く必要があります。また放送局(放送法)がなし崩しに骨抜きになる事を政治家を使って妨害に出る事も予想されます。これに対処するには、新世代放送局を擁護する世論を盛り上げて、政治家がうかつに放送局擁護をできなくする事が必要かと思われます。

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