無気力な大卒は国を滅ぼす

7月 28th, 2009 Categories: コンピュータ及び科学全般ネタ

私のつたない過去記事を引用して頂いた小倉弁護士に感謝致します。ところでこちらの記事ですが、高等学校の無償化になぜ賛成なのか、その情緒的理由(貧しい家庭の子女がそれでも高校に通うことを望んでいるのは日教組等の労組だけ?)はわかりますが、理論的な理由が見当たらないのが残念です。

私の個人的意見ですが、高校進学率が(アジアの中でも)既に十分に高い日本で、高校を無償化して、どのような社会的向上が見込めるのか疑問が残ります。政府の補助金で公立・私立の高校が十分に経営できるようになった場合、自立的改善機能が弱くなり、教育の質的向上の機会が失われるのではないかと心配です。その点で池田氏がアゴラ記事で提唱したバウチャー制度は、公立・私立にかかわらず、たくさん生徒を集めた高校の経営が容易になるという制度ですから、自立的改善機能が働く事が期待できますし、大学進学率や就職率など(個人的には好ましいとは思いませんが)数値結果による教育の質的向上も期待できますので、高校の無償化よりは「合理性の高いしくみ」であると考えます。

しかし私としては、無償化にせよバウチャー制度にせよ、いまの日本で更なる進学率の向上が日本の経済を繁栄させるとは考えていません。社会人としての基本的な知力や忍耐力を持ち合わせていない大卒が増える事により、社会はますます衰退してゆくのではないかと危惧しています。

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