もしも地球温暖化が止まらなかったら

12月 18th, 2004 Categories: 1.政治・経済

仕事で名古屋市に滞在しているので、ブログを書くまとまった時間が確保できませんでした。ようやく週末になりましたので、地球温暖化が止まらなかった時の事について書いてみようかと思います。

ninotikaさんのイルカの話しのコメント欄で、「人間はなにかにつけて環境を破壊し、地球を温暖化させている」という書き込みに反論コメントを書いているうちに、環境を破壊しているのは、地球か、人間かという長大な反論記事を頂きました。(いつもありがとうございます)

人間よりも自然の天変地異の方が、地球表層(海、陸、大気が満ちている空)の環境を(人間ではとうてい不可能なほど)大規模に(かつ何度でも)破壊し得るのです。

たとえば、有名な映画であるディープインパクトは、単なる絵空事の話しではありません。月の表面を痘痕面のようにした古代の隕石落下は、地球にも同じように降り注いでいました。地球には大気があり、侵食されて跡が見えにくくなっているだけです。そして、そのような巨大隕石は、来年にも地球にやってくるかもしれません。

シヴァ神再臨
恐竜はなぜ絶滅したか
地球に衝突した隕石の跡

地球を大規模に汚染する生物は人間だけでしょうか?かつて地球上に繁栄した生物が、じつは恐ろしい事件を引き起こしていました。

全球凍結

地球温暖化の原因は、人間が排出する二酸化炭素によるものでしょうか?

●ウィキペディアの地球温暖化

では、地球温暖化が温室ガスの効果であったとしても、その原因は必ずしも人間ではないかもしれないと指摘しています。

anti-tobaccoさんから紹介されている住明正(東京大学気候システム研究センター教授)の

ヒトは滅びるのか?一地球温暖化を考える

自分なりに要約すると、地球の温暖化は客観的に観測された事実であり、現在の地球温暖化の原因は不明だが人間に起因しないと証明された訳ではなく、温暖化を放置した場合には気温上昇による後進国の生活環境悪化で世界的な秩序が乱れる事に対して膨大なコストが予想されるし、いつかは止めなければならない消費型社会であれば、早期に循環型社会を構築して地球上の全人類が生活してゆけるような枠組みをつくりましょうと結んでいます。(1文にまとめたので読み難くてすみません)

ここで住明正さんが(意図的に?)言わなかったと思われる事があります。人間文明から排出される温室効果ガスを減少させても、地球温暖化が止まらなかったときはどうするのかという事です。

温室効果ガスを削減するという事は、地球温暖化に対処する方法としては、消極的な方法であると思います。もちろん、なにもしないよりはマシだと思いますし、否定もしませんが、どの程度の効果があるかは不明です。

かりに人間の文明活動が最初の一撃であったと証明されたとしても、既に地球全体の正フィードバックが始まった可能性もあります。その場合、自然界に存在する膨大な二酸化炭素やメタンガス(二酸化炭素の10倍から20倍といわれる温室効果がある)が、極地の地面や海水からどんどん排出されて、地球温暖化はしばらくの間は止まらないでしょう。(その結果が、次の氷河期到来を加速する事すら考えられます)地球温暖化より氷河期のほうがマシという人はいないと思いますが。

そこで、より積極的な方法としては、たとえば地球の成層圏上層部か低軌道宇宙に、厚さがミクロン単位の巨大な薄膜を設置して、地球の夏側に照射する太陽光線を大気の入り口で少しだけ宇宙側へ反射させ、地表や海水面の温度上昇を抑制するようなアイデアを考えている人もいます。いますぐ実現させる事は不可能でも、10年、20年と研究や実験を続ければ、いつかは可能になるやもしれません。

私が技術者だからかもしれませんが、私としては、人間がより積極的な解決方法を見出す事を望んでいます。

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